科学的サポート

スポーツ科学部と連携し、医科学(生理、体力、バイオメカニクス)系実習室、低酸素ルームを備えたトレーニング実習室、リハビリテーション実習室、情報分析実習室などの施設を活用した科学的なトレーニングの強化を図っています。

医療支援

キャンパス内に「エヌディレクション鍼灸整骨院」を開設。鍼灸やマッサージによる治療・調整からリハビリテーションに関するアドバイスまで、専門の資格をもつスタッフが選手のコンディションづくりに幅広く対応しています。

学習支援

[学習支援室/S.S.A.(Study Support for Athletes)]
S.S.A.では、専門スタッフがクラブ指導者、教員、また関連部局等と連携して、アスリート学生のみなさんに対する学習サポートを行っています(2003年設置)。学業上の問題全般(履修登録、授業課題の提出、定期試験対策等)に対して常時相談対応し、学生のみなさんの学業上の不安を解消して安心と自信を培うとともに、競技力向上、また文武両道の体現に繋げています。

[学業基準制度]
カレッジスポーツ振興事業45年目を節目として、未来型志向の「新たなカレッジスポーツ振興」のために本制度を導入しました(2021年)。各学年終了時に一定の修得単位数を充足しない学生に対して、競技活動上の制限措置を課し、専門部局・S.S.A.における学習支援プログラム(面談・修学指導等)の受講を義務づけています。アスリート学生のみなさんの学業上の不安を解消して安心と自信を培うとともに、競技力向上、また文武両道の体現に繋げていくことを目的としています。実際に、この制度実施以後、アスリート学生の学業上の不安がより効果的に軽減・解消され、競技力向上の成果をもたらしています。

Life Skill Program

「Life Skill Program」は、学部教育にはない学生アスリートにこそ求められる(学生アスリートに特化した)専門的な知識や技能を提供しています。カレッジスポーツセンターのビジョンである「スポーツ強化指定選手の競技力向上の推進」と「社会で活躍できる逞しい人間力の育成」の実現を目的としています。

(2025年度)
スケジュール(全9回)
第1回 競技と学業の両立・心身との向き合い方
第2回 選手、チームが社会から信頼を得るために
第3回 禁止薬物&アルコールコントロール
第4回 パブリックスピーキング
第5回 スポーツ栄養実践
第6回 アスリート経験を生かした就職活動 卒業後(セカンドキャリア)も見据えて
第7回 負傷予防 身体の仕組みを知ってパフォーマンスを向上させる
第8回 アスリートのための医学
第9回 アンチ・ドーピング

経済支援

選手への経済支援として、独自のスカラシップ制度を設けています。スポーツ強化指定選手制度の「特別強化指定選手S種・A種・B種・C種・D種・E種(学費減免)」に加え、全国大会優勝者を対象とした「スポーツ奨学金」なども用意しています。

寮と生活環境

強化育成クラブの選手のための寮は全部で26棟あります。各部屋はバス・トイレ・キッチン付きで冷暖房を完備しています。
寮やスポーツ施設はすべてキャンパスのまわりにあるので通学にも便利です。富士山や南アルプスの雄大な景色を眺めながら生活やトレーニングができる素晴らしい環境にあります。

安全安心認証(SSC)

山梨学院大学は、大学スポーツ協会(UNIVAS)の安全安心ガイドラインで推奨する取組設定項目について認証評価基準を満たし、2022年11月「UNIVAS SSC」の認証を受けました。
UNIVAS SSCバナー

カレッジスポーツセンターによる総合的支援

競技力向上のために選手や指導者に対して総合的なサポートを行っているのが、「山梨学院カレッジスポーツセンター」です。大学直轄の組織として1977年に設置され、以来45年にわたってカレッジスポーツの振興に力を注いできました。センターは60人以上のスタッフで構成され、強化育成クラブに所属するすべての選手に対してきめ細かなサポートを行っています。

文部科学省「スポーツ功労団体表彰」JOC「トップアスリートサポート賞」

山梨学院大学では、2010年、2013年、2017年、2019年の四度、文部科学省の「スポーツ功労団体表彰」を受けました。また、JOCが2004年度に新設した「トップアスリートサポート賞」の初代優秀団体賞も受賞しています。カレッジスポーツの振興に取り組み、選手や指導者を長年にわたりサポートしてきたことが評価されての受賞です。

スポーツを学ぶ

 多くの優秀な指導者と全国でも有数の充実した競技施設、その豊かなスポーツ資源を生かして、山梨学院大学では「スポーツ科学部」を開設しています。
 また、強化育成クラブの監督・コーチの多くが、各学部の授業担当教員として、現場での豊富な指導経験を教育の場にも生かしています。
 スポーツ科学部の詳細はこちらからご確認ください。
 
 法学部・経営学部・健康栄養学部においてもスポーツ系科目を学ぶことができます。
 【主な科目】
 スポーツと法
 スポーツ経営学
 スポーツ社会学
 スポーツ心理学
 スポーツ指導論
 トレーニング科学
 コーチング基礎

資格を取る

 山梨学院大学では、スポーツに関するさまざまな資格を取得することができます。
 
 〇スポーツ科学部で取得可能な資格
  詳細はこちらからご確認ください。

 〇法学部・経営学部・健康栄養学部で取得可能な資格
 (公財)日本スポーツ協会 
  「コーチングアシスタント」
  「共通科目Ⅲ」検定試験の受験資格
 
 本学は、日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習会免除適応コースの承認校です。本学に開設する授業科目のうち、日本スポーツ協会が定める「共通科目Ⅲ免除適応コース」に該当する科目の単位を修得すると、日本スポーツ協会公認スポーツ指導者のうち基礎資格となる「コーチングアシスタント」を取得することができます。
 また、さらに高度で専門的に分化した「競技別指導者資格(「コーチ3」「教師」など)や「マネジメント指導者資格」の取得に必要な「共通科目Ⅲ」検定試験の受験資格を得ることが可能です。これによって日本スポーツ協会が定める他の要件を充足することで、日本スポーツ協会が認定するさまざまな資格取得への道が開かれます。
 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の詳細はこちらからご確認ください。