2025年度 中国文化サロン 前期の取り組みと交流の広がり
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山梨学院大学孔子学院では、今年度も全8回を予定して「中国文化サロン」を開催しています。本サロンは、山梨学院高校ならびに山梨学院大学・同短期大学の学生生徒、そして本学で学ぶ留学生が、楽しく交流しながら国際的な視野を広げることを目的とした学びと交流の場として企画しています。
会場では、中国本場のジャスミン茶や伝統的な飲料、季節のお菓子を味わいながら、中国語・文化・歴史・アニメ・食文化など、多彩なテーマに沿って交流しています。
第1回(5月30日)端午節 ~香囊づくり&交流ゲーム~
端午節の由来を学んでいただいたあと、香囊(匂い袋)づくりを体験しました。留学生による歌やダンス、交流ゲームも行い、初回から大いに盛り上がるサロンとなりました。
第2回(6月27日)中国アニメ ~SNS文化の比較交流~
本孔子学院の孫先生が、初期の名作から最新作《ナタ―魔童降世》まで幅広く中国アニメを紹介しました。さらに、中国で流行しているショート動画文化についても紹介し、日中のアニメやSNS文化の違いについて活発な意見交換を行いました。
第3回(9月26日)中秋節 ~月餅の試食と神話「嫦娥奔月」~
中秋節の歴史や伝統を学び、月餅を味わいながら「嫦娥奔月」の神話を紹介しました。後半には、日本と中国それぞれの十五夜文化について自由にディスカッションを行いました。
第4回(10月)中華料理体験 ~新学食「尝味坊」で本場の味を~
新しく山梨学院大学キャンパス内にオープンした新学生食堂「ターコイズブルー」内の中国料理店「尝味坊」にて、小籠包や焼売など本格的な点心を試食していただきました。“食”を通して文化に触れることで、自然に異文化理解が深まる体験となりました。
第5回(11月)伝統ゲーム「福笑い」~おたふく×京劇の顔ミックス~
日本の「福笑い」と中国京劇の隈取を組み合わせたオリジナルゲームを実施しました。高校生・大学生・留学生が一緒に楽しみながら、文化の違いや共通点を体感しました。ピンポン玉を使った得点ゲームも行い、会場は笑顔であふれました。
これまでに延べ203名の学生生徒の皆さんが参加しています。後期には残り2回のサロンを予定しており、1月・2月には初めての方でも気軽に参加しやすいテーマをご用意しています。
中国語や中国文化に興味がある方はもちろん、留学生と交流してみたい方、友人の輪を広げたい方、中国語をもっと身近に感じたい方にとって、貴重な機会になると考えています。
参加費は無料で、途中参加や途中退出も可能です。
授業後のひとときを、どうぞお気軽にお過ごしください。
山梨学院高等学校 後藤優子 教頭先生
中国に古くから伝わる年中行事を楽しく、美味しくご紹介いただき、改めて中国文化の奥深さを知ることができています。言葉の壁を越え生徒・学生が自然と会話を交わし理解を深めることができる機会を提供いただき感謝しております。このコメントを読んでくれた皆さん、次の機会には是非参加してください! 一緒に中国を旅しましょう!?
山梨学院高等学校 通信制課程 立川瑛子先生
毎回、色々な企画を考えてくださり、楽しく交流させていただいています。中国の文化等を知るとても良い機会になっています。国に関係なく、お互いに、身振り手振りを用いながら楽しく、自由に、積極的に自分の考えなどを伝えようとしている姿が印象的です。毎回、留学生から良い刺激をもらっています。このような機会をいただき感謝しています。
山梨学院大学孔子学院 根岸深雪先生
今年も多くの学生の皆さんにご参加いただき、とても嬉しく思っています。文化体験や留学生との交流を通して、中国語への関心や語学の勉強意欲が高まっていることを実感しています。後期も気軽に楽しめる内容を準備していますので、ぜひご参加ください。
山梨学院大学孔子学院 孫蘇渝先生
前期のサロンでは、皆さんが積極的に意見交換をしてくださり、毎回とても活気のある時間となりました。中国文化には、まだまだ面白い魅力がたくさんあります。後期も楽しく学べる企画をご用意していますので、初めての方もぜひ気軽にご参加ください。
文責:根岸 深雪
写真提供:山梨学院大学孔子学院事務局 山梨学院高等学校 通信制課程
/ 日中文化交流 / 2025年12月16日

















