2025年度 中国文化講座(第3弾)を開催!
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山梨学院大学孔子学院では、本学の学生・教職員のみならず、地域の皆さまにも中国および中国文化への理解を深めていただくことを目的として、年3回「中国文化講座」を開催しております。

6月28日の第1弾、7月6日の第2弾に続き、11月29日(土)、2025年度の最後の中国文化講座(第3弾)を開催しました。今回は、日中両国の懸け橋として、女優・モデル・MC・ナレーター・早稲田大学非常勤講師など多岐にわたって活躍している段文凝(だん・ぶんぎょう)氏を講師としてお迎えし、「「中国Z世代」とは何者か?―変わりゆく価値観と新しいカルチャー」をテーマにご講演いただきました。
講演に先立ち、本孔子学院日本側学院長・熊達雲氏より段先生のご経歴が紹介され、続いて「Z世代」という概念について簡潔に紹介しました。そのうえで、本講演への期待を述べつつ、開会の挨拶が行われました。
講演では、「中国Z世代」がデジタルネイティブとして育ち、独自の価値観や消費行動を有している点を挙げ、その特徴について分かりやすく説明されました。さらに、その背景として、中国社会の急速な変化や経済発展の過程、教育環境など、多角的な視点からZ世代の形成要因を丁寧に分析されました。また、「中国Z世代」と「日本Z世代」の相違点についても具体例を交えながら比較し、そこから見える両国の経済発展スピード、政治体制、文化的背景の違いについても考察されました。
今回の講演は、段先生による一方向の講義ではなく、講演の随所で来場者との対話を取り入れられたことが大きな特徴でした。参加者からの質問にその場で回答しながら進める形式で、会場は終始活気に満ちた雰囲気となりました。また、「中国Z世代」の間で流行しているアプリや人気サイトについても実例を挙げて紹介され、来場者からは興味深いとの声が多く聞かれました。
講座の最後には、本孔子学院「中国文化講座」恒例の抽選会が行われ、当選者には、若者の間で人気を集めている中国のアートトイメーカー「POP MART(ポップマート)」の代表キャラクター・MOLLY(モリー)のブラインドボックスが贈られ、会場は一層和やかな空気に包まれました。
閉会にあたり、本孔子学院中国側院長・趙蔚青氏より、今回の講座は内容が新鮮で示唆に富み、中国人にとっても初めて耳にする情報が多く、大変有意義であったとの講評が述べられました。また、2026年度の中国文化講座に、ぜひ期待してほしいとの挨拶がありました。
講座終了後、段先生の最新著書の販売も行われ、多くの来場者が列をなし、盛況のうちに幕を閉じました。
これからも、本孔子学院では、ひとりでも多くの方に中国への理解を深めてもらうための活動を様々な形で推進していきます。
ぜひ、2026年度も本孔子学院の活動にご期待ください!










