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2026年度 中国文化講座(第2弾)を開催!

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 山梨学院大学孔子学院では、本学の学生・教職員のみならず、地域の皆さまにも中国および中国文化への理解を深めていただくことを目的として、年3回「中国文化講座」を開催しています。
 5月の第1弾に続き、7月11日、東京女子大学の髙橋修先生を講師にお迎えし、「三国志の世界線で語られた山梨~山梨の地域認識の歴史~」をテーマに、2026年度「中国文化講座(第2弾)」を開催しました。

 講演に先立ち、本孔子学院 熊達雲 日本側学院長が挨拶に立ち、山梨日日新聞にて髙橋先生の研究が紹介されていたことをきっかけに、その内容に関心を持ったと述べました。また、『三国志』は日本でも長く親しまれている作品であり、山々に囲まれた山梨の地形と三国志の舞台である蜀との共通点に着目することで、山梨の歴史を新しい視点から考えることができる、大変興味深いテーマであると講座開催の経緯を紹介しました。

 講演では、現在の山梨県にあたる甲斐国が、古くから三国志の舞台である「蜀」に見立てられてきた歴史について、さまざまな資料をもとに解説していただきました。「山梨」と「蜀」には、山々に囲まれた盆地であること、天然の要害であること、果物をはじめとする産物に恵まれていることなど、多くの共通点があると考えられていました。また、「甲斐」を「蜀」に見立てるだけでなく、武田信玄を三国志の英雄・諸葛孔明に重ねる見方についても紹介されました。信玄の漢詩や治水事業、周囲への細やかな心配りにまつわる逸話を通して、山梨の歴史が三国志の世界観と深く結び付けて捉えられてきたことが説明されました。さらに、韮崎の七里岩を三国志の「赤壁」に見立てた記録なども取り上げられ、「甲斐=蜀」「信玄=孔明」という認識が近世から近代へと受け継がれてきたことが紹介されました。参加者は、身近な山梨の歴史や風景が、中国・四川省や三国志の物語と結び付いていることに興味を示し、熱心に講演に耳を傾けていました。

 講演後には、恒例の抽選会を行い、当選者には、三国志の名将・関羽にちなんだ「関帝の置物」と「開運カード」が贈られました。会場は最後まで和やかな雰囲気に包まれました。

 
 閉会にあたり、本孔子学院 趙蔚青 中国側院長は、今回の講座を通して、中国文化の視点から山梨の歴史を捉え直すことにより、身近な地域にも中国との深いつながりがあることを知る貴重な機会となったと講座を振り返りました。また、次回9月に開催予定の中国文化講座(第3弾)にぜひ期待してほしいと挨拶を締めくくりました。

 
 これからも本孔子学院では、より多くの方に中国および中国文化への理解を深めていただけるよう、さまざまな活動を実施してまいります。ぜひご期待ください。

 

/ 日中文化交流 講座 / 2026年09月04日