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「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト日本決勝戦で三等賞受賞!

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 6月21日、2025年度第24回「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト日本決勝戦が、法政大学にて開催されました。この大会は、中国語スピーチ、中国知識クイズ、中国の伝統技芸パフォーマンスの3分野で全国の大学生が競い合う、世界大会への登竜門とも言える国際的なコンテストです。

 大学に入学してわずか3ヶ月の本学経営学部澤登早也香さん(1年生)は、5月24日に早稲田大学で開催された東日本ブロック予選に出場し、二等賞を受賞し、決勝戦への出場権を獲得しました。
 決勝戦において、中国語を専攻とする学生や中国留学経験者といった上級生たちと肩を並べて堂々としたパフォーマンスを披露。見事三等賞に輝きました。

 スピーチでは、自身の経験を踏まえ、「小学生から夢中だったフィギュアスケートを怪我で断念し、失意の日々を過ごしていた時、中国からの留学生との出会いが転機となりました。言葉が通じなくても心は通じることを実感し、中国語を学ぶ中で新たな夢――通訳になること――を見つけました」と述べました。

 パフォーマンスセッションでは、中国古典舞踊『忆红妆(青春の歳月を偲ぶ)』を披露し、プロ顔負けの演出で観客の目を釘付けにしました。
 授業や課題、アルバイトの傍ら、スピーチと中国舞踊の練習にも懸命に取り組んだ澤登さん。「とても充実した3ヶ月でした。他大学の参加者との交流を通して大きな刺激を受け、新たな学習目標も見つかりました」と大会を振り返ります。

 孔子学院の張立波、張茜先生が澤登さんの指導に当たりました(写真は左から本学孔子学院の趙蔚青学院長(中国側)、澤登さん、張立波)。

 「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト日本決勝戦と同時に、第6回日本大学生中国語コンテスト(国航杯)も開催されました。この大会は日本華人教授会議が主催し、日本駐在中国大使館、日本漢語教師協会、東アジア言語文化学会、日本孔子学院協議会が共催し、日本外務省から後援を受けたものです。決勝大会が開催されるまえに、6つの会場を設け、予選が行われ、500名以上の学生が応募し、150名以上の選手が予選をへて18名の選手が決勝大会に出場することとなりました。

文責  張立波

/ 日中文化交流 / 2025年07月01日