教育課程(カリキュラム)

学びのポイント

■ポイント1 栄養・健康に係る専門職を育成する実践的なカリキュラム

 管理栄養士養成における専門基礎分野の「社会・環境と健康」「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「食べ物と健康」、専門分野の「基礎栄養学」「応用栄養学」「栄養教育論」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」「総合演習」および「臨地実習」の11領域を核に、栄養教諭養成に関わる科目、山梨県と連携した特色ある科目で編成されています。

■ポイント2 地域との連携を強化した教育・研究活動

 山梨県唯一の管理栄養士養成施設として、県民の健康増進や食育の推進、食に関わるさまざまな分野の振興を担う責務を明確にし、地域と連携した教育・研究を展開します。教育活動では、山梨県や関係機関から「ゲストスピーカーとしての講師派遣」および「実習受け入れの連携」が図られ、「県民健康公開講座への学生参加」などの実績をあげています。

■ポイント3 適切な食事の提供や指導の基礎となる調理実習にも注力

 最近の管理栄養士養成において、調理に関する知識・技術が不十分との指摘があります。日常生活での適切な食事は疾病予防効果が大きく、健康増進に向けた食事指導が行える知識・技術の習得は、これからの管理栄養士に欠かせません。そのため本学では調理実習にも力を注ぎ、食文化を担う力の強化をめざしています。

学位・資格取得

管理栄養士になるには

管理栄養士の資格を取得するには、2通りの道があります。まずは、管理栄養士養成施設(本学を含む4年制の大学、専門学校)を修了して栄養士免許とともに国家試験の受験資格を取得し、厚生労働省が実施する「管理栄養士国家試験」に合格する道。これが最短のコースといえます。もうひとつは、栄養士養成施設(2年制、3年制、4年制の大学、短期大学、専門学校など)を修了して栄養士免許を取得した後、養成施設の在学期間との合計が5年間になるだけの実務経験を積むことで受験資格を得て、「管理栄養士国家試験」に合格する道です。

取得できる学位・資格