外国人留学生が日本で就職したいと考えたときに、海外の企業とは異なる日本独自の就職活動の流れを把握しておくことが大切です。
※以下のスケジュールは一般例です。企業・団体によって異なる場合がありますので、志望先のスケジュールを必ず確認して下さい。
自己分析とも呼ばれています。自分の長所や短所、興味・関心や価値観、将来の夢などを整理してみることです。
自分のやりたい事が出来る企業はどのようなところがあるのか、理解する必要があります。
「メーカー」や「金融」、「商社」といった、活動内容で産業を分類しています。
どのような企業があり、特徴は何なのか知ることが重要です。次の点に注目してみると良いです。「事業内容」「企業理念や文化」「顧客」「競合」「業績」「成長性」「勤務条件」「求める人物像」
「事務系」「営業系」「企画系」「技術・開発系」「クリエイティブ系」「IT系」など、その中でもさまざまな職種があります。
留学生の場合、ビザの関係で国際的な業務や専門的な業務に関わることが多いですが、「総合職」といった数年おきに部署や仕事内容が変わるコースもあります。企業によって異なりますが、しっかりと確認しておくことが大切です。
まずは自分自身を知ることが、就職活動をする上でのポイントになります。
実際に企業で就業体験などを行います。特に日本企業のインターンシップに参加する事で、留学生にとって次のようなメリットがあります。
就職活動解禁と同時に各所で開催され始めます。1つの会場で複数の企業が自社の説明をします。ここで、今後のスケジュールや選考内容といった貴重な情報を得る事も出来ます。
エントリーとは、「貴社に興味があるので申込みます」といった意思表示です。企業によってはエントリーシートと呼ばれる書類を提出する事もあり、合わせて筆記試験やwebテストを実施する場合もあります。人気企業では、会社説明会前のエントリーの時点で選考を実施する事もあります。
それぞれの企業が自社の説明のために実施します。合同説明会より詳しい情報を得る事ができます。
近年、様々な採用選考が実施されています。「書類選考」「筆記試験」「グループディスカッション」「グループ面接」「個人面接」など、企業によって選考方法や回数は異なります。
一般的には10月1日を内定日としている企業が多く、内々定は内定日に内定を出しますといった約束事です。内定との違いは、労働契約が発生しているか否かです。内々定を取り消される可能性は低いですが、企業も卒業を前提に内定を出します。単位不足による留年など注意しましょう。
正式な内定通知を出す式典です。10月1日に実施する企業が多くあります。
日本で就職する場合、在留資格を「留学」から就労可能な在留資格に変更する必要があります。自身の変更は勿論、入社する企業側でも手続きがありますので、早めに準備を進める必要があります。
詳細は「入国管理局」のホームページを見てください。
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