カレッジスポーツTOP文科省「スポーツ功労団体表彰」受章 > PART3 直感信じ入学、日本一に成長 アジア大会100メートル平泳ぎ銀メダル 鈴木聡美さん

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  • パート2 充実の練習と支援環境
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PART3 直感信じ入学、日本一に成長 アジア大会100メートル平泳ぎ銀メダル 鈴木聡美さん

短期間でこれほどの筋肉がつくものか… 充実した練習環境

目標のロンドン五輪に向けて、決意を新たにする山梨学院大2年の鈴木聡美さん(左)=山梨学院・シドニー記念水泳場  2000年、シドニー五輪に出場した萩原智子(山梨学院大職)=当時2年=の活躍を機に、強化育成クラブへの機運が高まったのが水泳部だ。03年2月に練習拠点となる「シドニー記念水泳場」が完成、同クラブに指定された。恵まれた環境と神田忠彦監督の指導力、選手の努力が三位一体となり、同五輪を含めてアテネ、北京と3大会連続で五輪出場選手を輩出した。

 高校時代のトップスイマーばかりが集まったわけではないのが山学大の魅力。厳しい指導に耐え、大学入学後に急成長する選手も少なくない。11月の広州アジア大会100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得、50メートルでも3位に入った鈴木聡美(2年)もその一人だ。福岡県出身。4歳から水泳を始め、九産大九州高から山学大の門をたたいた。

 「決め手は魅力ある練習内容でした。高3の時、誘われていた東京の大学の練習に参加したついでに立ち寄ったのが山学大。軽い気持ちで練習に参加したら、これまでに経験したことがないほどハードで。でも、自分が成長できるのはここだと直感しました」

 ガラス張りの屋内プール、各種マシンがそろい筋力アップが図れるトレーニングルーム、緑豊かなキャンパス周辺は陸上トレーニングの場としても十分な環境。猛練習に耐える視線の先は、ロンドン五輪を見据えていた。入学して約1カ月で太ももや肩回りはぐんぐん成長。「先輩たちから、短期間でこれほどの筋肉がつくものかと驚かれました」と振り返る。

応援してくれる先生方をはじめ、学校の支援環境に感謝しています

  持ち味の強いキックを伸ばす一方、手のかきなど課題だった上半身も強化。神田監督による綿密なトレーニングメニューと、メンタル面のアドバイスは鈴木の闘志に一層火を付けた。

 国内にも強豪ひしめく女子平泳ぎにあって、昨年9月の日本学生選手権100メートルで、日本選手として初めて1分7秒を切る1分6秒32の日本新をマークして初優勝。今年2連覇したほか、4月の日本選手権では50、100、200メートル平泳ぎで3冠を達成した。

 身長168センチ。長い手足を持ち、恵まれた体形に加えて「まっすぐな気持ちが魅力」(神田監督)。当面の目標は来年の世界選手権出場で、最終的には2年後のロンドン五輪に照準を合わせる。

 「応援してくれる先生方をはじめ、学校の支援環境に感謝しています」と鈴木。大舞台に向けては「1分5秒台を平気で出す米国や豪州の選手にしてみれば、6秒台の私は相手にならない。五輪に出た先輩たちも越えてきた壁。練習に練習を重ね、何としてもその壁を破りたいと思っています」と闘志を燃やしている。

最後に、山梨学院大学のスポーツ支援の歩みをデータを交えながらご紹介します。

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