山梨学院大学生が米国で起業家精神を実践的に学ぶ
山梨学院大学幸野ゼミナールの学生が、2026年2月7日から19日にかけて、米国ニューメキシコ大学経営学部のアンダーソン・イノベーション・アカデミーとの連携プログラム「US Entrepreneurship Workshop」を実施しました。本学からは11人の学生が参加し、大阪公立大学からの1名の学生とともに、アメリカにおける起業家教育、イノベーション、ビジネスピッチ戦略について集中的に学びました。
本プログラムでは、ニューメキシコ大学の教員や起業家による講義・ワークショップが行われ、学生たちは、起業に必要な発想力や課題解決力、プレゼンテーション力を実践的に身に付けました。各セッションでは、単に知識を学ぶだけではなく、自ら考え、仲間と議論し、挑戦を重ねながら理解を深める体験型の学びが展開され、最終日にはビジネスピッチコンペティションに臨みました。学生たちは、それぞれのアイデアを自分の言葉で表現し、堂々と発信する姿を見せ、大きな成長を感じさせました。
幸野邦男教授は、今回のプログラムの意義について「海外大学と連携した実践的な学びを通して、学生たちは教室で得た知識を現実の課題と結び付け、自ら考え、行動し、伝える力を養うことができます。正解を覚えることにとどまらず、失敗を恐れず挑戦しながら、自分自身の可能性を広げていくことに大きな価値があります」と述べています。
また、このプログラムが起業家教育に加えて、異文化理解と国際的なコミュニケーション力を育む貴重な機会になっていると話します。
参加学生からは、「多様な価値観に触れながら、相手の考えを丁寧に受け止め、自分の思いや考えを分かりやすく伝えることを学びました。特に大切なのは、『なぜ自分はそれを行うのか』を言葉にすることです。自らの行動の理由を考え、振り返り、次の一歩につなげることは、これからの社会を生きるうえで重要な力になると考えています」という意見が聞かれました。
滞在中は大学での学びに加え、オールドタウンの訪問やサンディアピーク・トラムウェイの体験など、米国ニューメキシコ州ならではの文化や歴史に触れる機会も設けられ、学生たちは現地の風土や価値観を肌で感じることで、教室内だけでは得られない学びを深め、国際的な視野を広げました。
本プログラムは今年度で6年目を迎え、山梨学院大学とニューメキシコ大学との継続的な交流のもとで実施されています。国や文化の違いを越えて学び合うこの取り組みは、学生に実践的な知識と経験をもたらすとともに、多様な人々と協働しながら成長していく力を育むものです。学生一人ひとりが広い視野を持ち、社会の変化に主体的に向き合い、自ら未来を切り拓く力を育むことを大切にしています。今回のプログラムは、そうした本学の教育の方向性を体現する機会となりました。


