多彩な授業や実習の中で見つけた、自分の強みを活かせる道

多彩な授業や実習の中で見つけた、自分の強みを活かせる道

健康栄養学部(2022年度卒業)
小宮山 萌絵さん
山梨県・日川高等学校出身
内定先:救心製薬株式会社

苦手だった理系教科も、
先生のおかげで克服できた

高校生の時に管理栄養士になりたいと考え、山梨県内で唯一の管理栄養士養成校である山梨学院大学に進学を決めました。
管理栄養士の資格取得には生物学や化学など、理系教科の勉強が必須になります。高校生の時には理系科目が苦手だったので、入学前は勉強についていけるのか、とても不安に思っていました。しかし、入学してみると授業がとてもわかりやすくて驚きました。病院や行政で働いていた先生も多く、実際の事例を交えて解説していただけます。プリントなどの資料もとても工夫されており、ボロボロになってしまった当時のプリントを今でも保管しているくらいです。
本学部では病院、保健所、幼稚園など様々な場所で実習を経験します。病院では臨床栄養学、保健所では公衆栄養学、幼稚園では栄養教育などの授業で学んだ知識を活かすことができるので、大学で専門的な知識を幅広く学ぶ意義を理解することができました。また、各種施設における実習は、就職先を決める際にも参考になると思います。

得意なことを活かせる仕事へ
就職につながった先生のアドバイス

就職活動でも、本学での学びが役立ちました。就職活動を始めたばかりのころは様々な分野に興味があったため、就職先選びに迷ってしまいました。そんな時にゼミの先生から「小宮山さんは機器分析が得意だから、品質管理の仕事はどう?」とアドバイスをいただき、企業見学先を紹介していただきました。
内定先は製薬会社で、春からは品質検査の仕事を担当する予定です。食品・栄養とは異なる分野ですが、健康的な生活を助けるという点では共通しています。企業見学に伺った際も仕事の様子などを見て「私にぴったりの仕事だ」と思い、エントリーを決めました。
今振り返ると入学当初はただ管理栄養士の資格を取得したいだけで、その知識をどう使うのか、自分の強みをどう活かすか、といった考えが欠けていました。私の特性を理解し、進路のヒントを与えていただいた先生には本当に感謝しています。卒業後は仕事でも身近な人に対しても、食品や栄養に関する知識を提供し、健康的な生活をサポートしていきたいと思います。