地域に貢献できる管理栄養士へ そのための知識が身につく環境

地域に貢献できる管理栄養士へそのための知識が身につく環境

健康栄養学部(2022年度卒業)
高野 留衣さん
山梨県・山梨学院高等学校出身
内定先:社会福祉法人 光風会

「高齢者を支える仕事をしたい」
想いを強くした実習の経験

管理栄養士になって地元に貢献したいという考えがあったため、県内で管理栄養士を目指すことができる山梨学院大学を選びました。管理栄養士国家試験合格率が高かったことも選んだ理由のひとつです。また、管理栄養士国家試験受験資格以外にも様々な資格を取得できる点も魅力的でした。実際に、集中講義を受講しHACCP(食品の衛生管理方式)管理者資格を取得できました。
入学して驚いた点は、学内外での実習の機会が充実しているところです。特に印象的だったのが、4年次の「地域の食と栄養活動実習Ⅱ」という授業です。この授業では、地域在住の高齢者を対象に栄養教育の公開講座を行いました。講座のテーマから内容まで全てを学生自身で考える必要があるため、これまでに学習した知識や技術を総動員して取り組みました。公開講座終了後のアンケートでは「自分の食生活を見直すきっかけになった」「楽しく学べてよかった」「献立が簡単で家でも作ってみたい」などの意見をいただき、大きな達成感を得ることができました。自分の自信になると同時に、高齢者を支援する仕事を目指すという将来の進路が明確になりました。

国家試験も就職活動も
手厚いサポート体制で安心

3年次の春休みから4年次にかけては就職活動と国家試験対策を同時に進める必要があります。就職活動に不安があっため、学部の就職サポートを活用することにしました。初めに学部の卒業生によるキャリア講演会に参加しました。職場の仕事内容を説明してもらえるので進路を決めるうえで大変参考になりました。また、学部から随時、求人情報が届くので助かりました。大学の授業では、1年次からキャリア教育の教科が履修できるので、将来のキャリアを意識する機会も充実していると思います。
国家試験対策については、集中補習講座や模試があり個別に弱点の強化を図ってくれます。4年後期になると授業が少なくなりますが、教科ごとに総復習をする授業が組まれます。私は、ほぼ毎日学校に行って国家試験のための勉強に励みました。難しい教科もありますが、先生方がわかりやすく解説してくれます。
私は山梨で生まれ、地域の人たちに支えられながら育ってきました。今後は大学での学びを活かし、管理栄養士として地域に恩返しできるよう頑張っていきたいと思っています。