大学で学んだ法律知識を活かして 安心して働ける環境を作りたい

大学で学んだ法律知識を活かして安心して働ける環境を作りたい

法学部(2022年度卒業)
三井 智彰さん
山梨県・甲府西高等学校出身
内定先:厚生労働省(労働基準監督官)

「労働法って面白い」
学びの中で見つけた、将来の進路

法律を学びたいと考えていたので、県外の国公立大学も視野に入れて志望大学を選んでいました。勉強に集中するためには実家に近い方が良いだろうと考え、山梨県で唯一、法学部を設置している山梨学院大学への進学を決めました。
法律分野の中でも、特に学びたいと考えていたのが労働法です。労働法は生活に密着している分野であるため、将来的にどんなキャリアを選んでも役に立つだろうと考えたからです。そして、労働法を学ぶ中で知ったのが、労働基準監督官という仕事です。ゼミの先生との個人面談で「労働法に興味があるなら向いているのでは」とすすめられました。さらに山梨労働局でのインターンシップも紹介していただき、3年次の夏に参加しました。プロの方から法律について教えていただいたり、賃金計算など実際の業務に近い体験をさせていただいたりと、とても貴重な体験になりました。1,2年次までは卒業後の進路について迷っていましたが、このインターンシップをきっかけに、公務員が進路の第一希望になりました。

卒業生とのネットワークなど、
公務員試験に集中できる環境がある

就職活動ではまず学内で開講されている、公務員試験対策の講座を受講しました。しかし、労働基準監督官は公務員の中でも専門性が求められる分野のため、勉強に関する情報収集がとても大変でした。その悩みをゼミの先生に相談したところ、労働基準監督官として働いている本学の卒業生の方を紹介していただきました。試験対策や心構えなど具体的なアドバイスをたくさんいただいたおかげで、勉強の方向性が明確になりました。このような卒業生とのネットワークも、公務員の合格実績が多い本学ならではのメリットだと思います。
また、普段の授業で学んだ法律分野の知識は、公務員試験でも役立ちます。特に2年次に履修した労働法は、試験の論文対策などに活用することができました。何より労働法の面白さを深く学べたことで、労働基準監督官を強く志望するようになりました。
卒業後は本学で学んだ知識を活かして、地域の人々が安心して働くことが出来る職場環境の実現を目指していきたいです。