「やりたいことがわからない」そんな自分を変えた大学の学び

授業で地域のイベントに出店
観光まちづくりをリアルな現場で学ぶ

高校生の時は将来の目標を決めかねていて、進路に迷っていました。観光とビジネスに興味があったので、経営学を中心に観光学など幅広い分野を学ぶことができる山梨学院大学に進学を決めました。
入学後は観光学に関連する授業を積極的に履修しました。本学では、地域に根ざした授業がたくさん開講されている点が特長です。例えば私の好きな授業「ツーリズムマネジメント」では、観光資源としての富士山が山梨県に与える影響を研究していきます。自分が暮らしている地域をアカデミックな視点で見直すことで、普通に生活しているだけでは気付けない発見がありました。
また、実際に地域のイベントに参加する機会もあります。大学2年次の「専門演習入門」では、甲州市で開催されている「甲州天空かぼちゃ祭り」にクラスで出店しました。ハロウィンシーズンだったので、手にハロウィン風のイラストをペイントするブースを出店したところ、子どもたちに大好評でした。このように座学だけではなく、時には観光の最前線で実践的に学ぶことができる環境です。

先生になんでも相談できる環境が、
勉強や就職活動の支えに

内定先は放送業界です。ゼミでの活動でテレビに取材される機会があり「放送業界なら地域の魅力を幅広く発信できるのでは」と興味を持ったことがきっかけです。
就職活動にあたっては、ゼミで内定先である山梨県のケーブルネットワーク会社に企業見学に行かせていただきました。施設の中も見学させていただくなど貴重な経験になりました。このような地域の企業と独自のネットワークがある点も、地元の大学である本学ならではの強みだと思います。また、ゼミでは学外の方と関わる機会も多いので、言葉遣いをはじめ、社会人として恥ずかしくない振る舞い方も勉強できました。ゼミの先生は就職活動の悩みなども真摯に相談に乗っていただき、とても感謝しています。
今後は放送業界の立場から山梨県の魅力を発信し、観光や地域行政に少しでも貢献したいと考えています。