山梨学院デジタルパンフレット::大学案内
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健康栄養学部 管理栄養学科山梨学院のマナビ29この授業では食品衛生分野の基本的な検査法を学びます。また、衛生管理の指導者としての知識・技術・問題解決能力を養います。管理栄養士の資格を持つ者に必要な食品の微生物学的および化学的な品質の管理、ならびに食品衛生法で定められた細菌学的規格基準、食品添加物等の使用基準について実験を行います。具体的には、手指の洗浄検査、食品微生物検査、水質実験、食品洗浄の簡易検査、食品添加物の分析、アレルギー物質の検出などの実験を行います。これらの実験を通じて食品の安全性に対する関心・理解をさらに高めることを目指しています。給食運営実習(基本的な給食運営の技術・知識などを学ぶ実習)の発展形で、大量調理実習を体験し、施設の対象者に合わせた給食を、各施設の特徴を理解した上で体験する授業です。グループ活動を軸に、実習と演習のローテーション形式で授業を行います。栄養面、安全面、経営面のマネジメント能力の育成を目的とします。もともと食べることが好きで、食に関する仕事に就きたいと思い健康栄養学部に進学しました。必修の科目も多く大変な面もありますが、学生同士が仲良く、みんなで助け合う雰囲気があり、安心して勉強することができました。私は、地域貢献を目指し、3年生後期から4年生前期にかけて履修する専門演習Ⅰ・Ⅱの授業で、山梨県の特産品である甲州小梅の生体における機能性について研究を行いました。この授業では科学的なデータを分析・検証し、物事を論理的に考える大切さを学びました。また、運良く梅に含まれる成分にアンチエイジング効果を見出すことができ、国内学会で成果を発表したところ優秀賞をいただくことができました。専門性の高い先生も多く、とても心強かったです。[ 授業紹介MOVIE ]栄養学、栄養管理に関わる語学力を養うとともに、海外の管理栄養士制度や職務についての理解を深めることを目標に、約2週間(ホームステイ)の海外研修を行います。現地では病院・高齢者福祉施設で活躍する管理栄養士やアスリートの栄養管理に携わる管理栄養士の講義を受けます。実習・実験系実習・実験系ゼミナール特色ある授業実験を通して食品衛生学の知識を深め食品の安全に対する実践力を養う大量調理実習を通じて栄養・安全・経営に関するマネジメント力を習得グローバル社会で活躍する管理栄養士になるための知識と語学力を身に付けるYGUな人卒業生/公務員専門性の高い指導により、学会で優秀賞を受賞遠山 千晶さん2018年 健康栄養学部 管理栄養学科 卒業/甲斐市役所 勤務(山梨県・甲府昭和高校出身)食品衛生学実験給食経営管理実習栄養管理海外研修

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