山梨学院デジタルパンフレット::山梨学院カレッジスポーツセンター案内
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[ 指導者への支援 ]カレッジスポーツにおける指導者の役割の重要性に着目し、指導者の確保と養成に重点を置いてきたことも特色の一つです。強化育成クラブの監督やコーチはカレッジスポーツセンターに教員または専任職員として所属し、安定した環境のもとで競技力の強化に取り組んでいます。また、国際大会への参加や日本代表スタッフとしての活動もトップアスリートの育成をめざす指導者には有意義な経験になることから、要請に積極的に対応しています。監督・コーチへのサポート体制にも力を入れています。[ 学業基準と学習支援 ]カレッジスポーツ振興事業45年目の節目の年に、未来型志向の「新たなカレッジスポーツ振興」を進めるために、「学業基準と学習支援」を導入しサポート体制の充実を図りました。建学の精神や輩出したい学生像、学生自身の抱く将来像を本センター運営方針に内包し、これらの下に「未来を逞しく生き抜く人間としての基礎能力を備えた学生の輩出」をめざしています。ビジョンの体現に向け、「競技活動」と「学業の充実」の双方の重要性に鑑み、2021年度より強化育成クラブに所属する学生を対象とした「学業基準制度」を導入いたしました。各学年の終了時において所定の単位数に満たない場合には、競技活動上の制限措置を実施するというものです。また対象学生は、専門部局である学習支援室「S.S.A.(Study Support for Athletes)」にて、一定期間の学習支援プログラム(面談・修学指導等)の受講を義務付けています。加えてS.S.A.では、対象となった学生のサポート以外にも、学業に課題や不安を抱える学生に対してともに解決・克服する体制を整備しています。これらの取り組みを通じて、自学自習の意識の涵養やそのきっかけづくりに積極的に取り組んでいます。[ スカラシップ制度 ][ 奨学金制度 ][ 医療支援 ][ 生活環境と寮 ]キャンパスやスポーツ施設はすべて、山梨県の県庁所在地、甲府市内にあります。東京から約1時間半でアクセスできる便利さと、常に富士山や南アルプスの雄大な景色を目にしながら、トレーニングや生活ができる素晴らしい環境にあります。強化育成クラブの選手のための寮は全部で26棟あります。各部屋はバス・トイレ・キッチン付きで冷暖房を完備しています。山梨学院大学では、カレッジスポーツの振興を確固たるものにするために、支援体制の充実にたえず取り組んでいます。選手への経済支援の一つであるスカラシップ制度も、スポーツ強化指定選手制度の「特別強化指定選手Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種・Ⅳ種(学費減免)」に加え、全国大会優勝者を対象とした「スポーツ奨学金」を設けるなど、さらに充実した内容になっています。独立行政法人 日本学生支援機構の奨学金は、次代の社会を担う豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成に資することを目的として設立されました。経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し貸与されます。選手の体のケアにも力を注いでいます。キャンパス内に「山梨学院大学スポーツサイエンスラボ(エヌディレクション鍼灸整骨院)」を開設。鍼灸やマッサージによる治療・調整からリハビリトレーニングに関するアドバイスまで、資格を持つ専門スタッフが選手のコンディションづくりに幅広く対応しています。通常は朝9時から夜9時までオープン。柔道部やラグビー部等クラブの遠征や試合にはスタッフも帯同しています。31

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