山梨学院デジタルブック::山梨学院中学校学校案内
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Yamanashi Gakuin Junior High School甲府市立新紺屋小学校出身、中高卒業山梨学院小学校出身、中高卒業北海道大学 医学部 医学科草間 友規さん感染症への興味から北大を選択 将来は海外の医療機関で学びたい東京大学 文科Ⅲ類平嶋 友裕さん「ロボット科学教育」の研究で未来志向の子どもを育成したいオータムプロジェクト・輝学祭前半はオータムプロジェクトのチーム発表、後半は各クラスによる合唱コンクールなどが行われます。写真はクラス合唱とチームプロジェクトの一コマ。体育祭入学式1年生〜3年生が学年の枠を越えて、縦割りチームで競い合います。中学高校とバスケットボール部で、高校ではキャプテンとして部を牽引しました。同時に、高校の進路選択でどんな道も目指せるように、普段から勉強にも力を入れていました。医学部に行きたいと思ったのは、高2のとき、甲府中央病院の1日医師体験に参加してからです。現場で医師たちの仕事を見て、憬れの気持ちを抱きました。ちょうどその頃、ニュース番組でエボラ出血熱やデング熱などの感染症が世界で猛威をふるっていることを知り、大学院に国際感染症学院がある北海道大学の医学部に興味を持ったのですが、地元の山梨大学医学部を目指すべきか悩みました。担任に相談したところ「自分がやりたいことで選ぶほうがいい」と背中を押してくれました。将来は、海外の医療機関でも感染症について学んでみたいと考えています。サマースクール(1年生)4月に入学した1年生にとって初めての宿泊行事です。オリエンテーリング、野外炊飯、トップランナー講演会キャンプファイヤーなど、大自然の中で充実した3日間を過ごします。科学者、医師、起業家、スポーツ選手など各界の第一線で活躍中の方をお招きしての講演会。自らの進路や生き方を考える機会を提供します。中学、高校で出場したロボット関連の世界大会では、環境問題や自然災害などテーマが与えられ、問題解決するためのミッションとしてロボットを製作、プレゼンテーションしました。そんなことから高校では弁論にも興味を持ち、高校ユネスコ主張大会で法務大臣賞を受賞、NYの国連本部を視察研修する機会を得ました。このような体験を通じて感じたのは、様々な大会で出会う世界の子どもたちに比べ、日本の子どもたちは、社会貢献の意識が薄く、自己肯定感が低いことでした。一方、ロボット製作には、その過程において論理的思考力と協調性が必要で、完成時の達成感もあり、非常に教育効果が高いとされています。私は日本の子どもたちに「ロボット科学教育」で未来志向を育んでもらうことを目標に、東京大学で研究開発にあたりたいと考えています。生徒会選挙次年度の生徒会役員を決めます。写真は立会演説会の一コマです。25

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