山梨学院デジタルパンフレット::短期大学ガイドブック
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専攻科保育専攻2年 有泉 朋奈 さん山梨県・巨摩高等学校出身私は山梨学院短期大学の入学時から、公立の保育所への就職を視野に入れていました。本科の2年間は慌ただしく過ぎてしまい、もっと保育の知識を増やしたくて専攻科に進学。本腰を入れて公務員試験勉強を始めたのは、専攻科2年の5月末頃からです。学校の試験対策講座に通いながら参考書や過去問に取り組み、単語帳をつくって毎日繰り返し暗記。特に間違えたところや不安な箇所は念入りにやり直し、クリアできてから新しい問題に進むようにしました。最も力を入れたのは、二次試験での面接対策です。出身市ではない上野原市に就職を希望していたため、その理由を必ず聞かれるはずだと推測。そこで一次試験の日も含めて3回、実際に現地に赴き、町の様子や雰囲気を自分の目と足で確かめておきました。さらに先生に摸擬面接でさまざまな角度から質問していただき、自分の思いを十分に伝えられるよう練習を重ねました。本番ではこの時の質問がほとんど出たため、余裕と自信をもって答えることができました。卒業後、私は自然豊かな上野原市でひとり暮らしをはじめます。この地でさまざまな経験値を高めながら、子どもと保護者一人ひとりに合った保育と対応をめざして試行錯誤を続けていきたいです。最初は保育科の2年間で公務員試験に臨むつもりでしたが、さらに知識と技術に自信をつけて子どもたちの保育に携わりたいと、専攻科に進学しました。本格的に公務員試験勉強に取り組み出したのは2年次の夏からです。夏休みは11時から20時まで学校の空き教室で集中して勉強し、過去問を繰り返して傾向を把握。苦手な暗記はカードにして覚えるようにしました。二次試験では論文と面接があります。面接に関しては事前に面接項目が送られてくるので、それに基づき対策を練りました。何を聞かれるのかわかっている分、自分の考えをしっかりまとめておくことが大切です。母にも毎晩、摸擬面接の相手をしてもらいました。論文は一つのテーマで書いた文章を5名の先生方に添削していただき、各観点からのアドバイスを織り込んで再作成。自分が納得できるまで書き直すようにしました。二次試験からの周囲のサポートは本当にありがたく、それがなければ合格は叶わなかったと感謝しています。私の理想は、言葉だけでなく、音楽や造形でも温かみを与えてあげられるような、子ども一人ひとりに寄り添った保育です。実際の保育現場でも、山梨学院短期大学での学びをいかし、自分の力を精一杯発揮していこうと思います。専攻科保育専攻2年 田中 里奈 さん山梨県・山梨学院高等学校出身26希望勤務地を実際に見学したことで自信と余裕をもって面接に望めました試験対策は繰り返しと自身の納得が肝心学びの成果を保育の現場でもいかしたい公務員(保育士)試験合格

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