山梨学院デジタルパンフレット::短期大学ガイドブック
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2年次保育科9月8月1年次の保育実習Ⅰを土台として、実習に臨みます。自ら作成した指導案に沿って1日、担任として、子どもたちの生活や遊びを援助する「責任実習」があります。綿密な準備と臨機応変さが求められます。園児を1日無事にあずかることの大切さを痛感します。児童養護施設に泊まり込んで、生活面のサポートも含めた支援の体験をします。初日はなかなか受け入れてもらえなかったのですが、子どもたちを見守りながらかかわり続けることで、少しずつ会話も弾むようになっていきました。保育所実習や幼稚園実習とは違う貴重な学びの機会となりました。山梨学院短期大学では在学中にたくさんの資格を取ることができます。私は保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の三つの資格を取得するために、さまざまな実習を行いました。実習は座学で得た知識を実践に結びつける場です。特に児童養護施設や児童発達支援センターでの実習は、自身の視野を広げる貴重な体験ができました。効果的な言葉がけや対応の仕方など、実際にそれぞれの現場で直面しなければわからないことも多く苦労しましたが、実習先には先生が必ず顔を出してくださるので、相談したり、アドバイスをいただいたりしながらその都度改善。おかげで最後の幼稚園実習は2年間の総仕上げとなり、卒業後に勤務する幼稚園教諭としての自信につなげることができました。保育科2年 我妻 奈緒 さん山梨県・巨摩高等学校出身小学校教諭免許状の取得希望者は、山梨学院小学校で2週間の教育実習を行います。事前にしっかりと指導案を作成し、それに基づいて教材をそろえるのは大変でしたが、子どもたちに「楽しい、もっと学びたい」と思ってもらえる授業を行えたのは大きな喜びです。3週間の実習期間の中で、保育実習Ⅱ同様、「責任実習」として担任を任される1日があり、幼稚園教諭としての集大成の実習となります。同じクラスに配属された他の実習生が、どんな方法で、どのような保育を実践するのかを見る機会もありました。また、これまでの実習の経験をもとに積極的に関わることもできました。※ 実習のスケジュールは個人によって異なります。21 保育実習Ⅱ(保育所) 保育実習Ⅰ・Ⅲ(施設)──実習体験者レポート 小学校教育実習Ⅰ 幼稚園教育実習Ⅱ10月12月Message座学を実践と結びつける実習で実力と自信を養うことができました

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