山梨学院デジタルパンフレット::短期大学ガイドブック
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父と娘大学卒業後進学お父様からメッセージ一緒に暮らしている間、食事はいつも娘の手作りのものばかりで、豊かな食生活を送らせてもらいました。ちょっと無理を言うと、それをかなえようとがんばる姿がいじらしかったですね。卒業後ももっといろいろな経験を積んで、自分の望む人生を歩んでくれることを願っています。2年間ありがとう。楽しかったよ。幼児教育が学べる学校を探していた時、山梨学院短期大学を知り、興味をひかれました。そしてオープンキャンパスで「ここだ!」と直感。設備も雰囲気もすべて気に入って進学を決めました。地元の長野県を離れることになるのですが、父が甲府に単身赴任していることもあり、一緒に住めることに安心感がありました。家賃の節約になりますし、ひとり暮らしはちょっと自信がありませんでした。もともと母の手伝いをよくしていたので、家事をすることには抵抗がありませんでした。特にがんばったのは料理です。なるべく手をかけようと思い、父からリクエストがあると、母や祖母にレシピを聞いてチャレンジ。うまくできないと悔しくて、何度もつくり直しました。父はいつも喜んで食べてくれましたが、なかなか母の味は再現できないんですよね。母の存在の大きさをつくづく感じました。保育科2年 後藤 光 さん山梨県・塩山高等学校出身キャンパスの主役は、キラリと光る個性をもった学生たち。山梨学院短期大学の輝きのもとを少しだけ紹介します。父との生活は、そばにいてくれる安心感がありながらも、家計を任せてもらっていたこともあり、決断力や精神的な自立心を養う良い機会になりました。卒業後は長野で保育士として働きますが、実家に戻っても家族への感謝を忘れずにいたいと思います。本当は子どもの頃から保育士になりたかったのですが、高校の進路相談で迷いが生まれ、最終的に山梨学院大学への進学を選択。ところが、同じキャンパスの中を山梨学院短期大学の保育科の学生と山梨学院幼稚園の園児たちが散歩する姿を見て、自分がやりたかったのはやはり保育だったんだと改めて思い直しました。そして大学卒業を待ち、念願の山梨学院短期大学に入学しました。保育士の魅力は、子どもたちの新鮮な視点や感覚を間近に感じられることです。同じものを見ていても、大人には思いもつかないような発想が飛び出してくる。驚かされたり、笑わされたり、時には癒やされたり。実習はもちろんですが、長期休暇中は親戚が経営する保育園に住み込みで手伝いに行き、子どもたちと触れ合う中で、毎回大きな気づきと学びを与えてもらいました。将来は「親戚のおじさん」のような、ユーモアがあって、めいっぱい遊んでくれて、とことん話し相手になってくれる、そんな保育士になりたいですね。山梨学院短期大学は、学長はじめ先生方がみな温かく、学生の話に真剣に耳を傾けてくださいます。その姿は私がめざす教育者像にも近く、この2年間はかけがえのない経験をさせてもらったと感謝するばかりです。44散歩する保育科の学生と子どもを見て改めて保育士をめざそうと決意しましたひとり暮らしでは経験できないことを2年間の父との生活で学びました保育科2年 山内 祐季 さん長野県・伊那弥生ヶ丘高等学校出身

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