山梨学院デジタルパンフレット::短期大学学生便覧
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1 単位制度2 履修の方法履修について― 36 ― 短期大学における修学課程は、すべて単位制度が採用されている。 すべての授業科目は、下記の基準により、単位の数が割り当てられている。履修登録した科目の単位の修得は、所定の試験に合格することによって認定される。そして、修得した単位の総数が、所定の単位数に達すると卒業が認定され、短期大学士の学位が与えられる。 1単位とは、1学期(学年を前学期と後学期の2学期に分ける)において、学生が1授業科目について行う45時間の学習活動をいう。この45時間は、授業時間に組込まれる時間と、学生が自主的に行う自習時間とから成り立っている。この割合は、授業科目の性質によって異なっている。 授業科目の単位数を定めるに当たっては、単位の授業科目を45時間の学習を必要とする教育内容を持って構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により計算する。 ・ 講義及び演習については、15時間から30時間までの範囲の授業をもって1単位とする。 ・ 実験、実習及び実技については、30時間から45時間までの範囲の授業をもって1単位とする。⑴ 履修科目の登録   前後期の始めに、その学期に履修しようとする授業科目を選択し、履修科目の登録を行わなければならない。授業科目の選択は、1年間の勉学方針を立てることであるとともに、次年度の履修科目にも影響することであるから、慎重に考えて決定することが大切である。この手続きを怠ったり、誤ったりすると、履修ができないと同時に受験資格が与えられない。 ①  登録申請及び手続き方法については、年度始めに、事務局からの掲示と担当教員からの詳しい説明がある。 ② 登録は、すべて自己の責任において行う。 ③  授業科目の履修は、「学生便覧」の教育課程の履修方法、「シラバス」、「時間割表」を参照して決定する。 ④ 各学年に配当されている授業科目は、原則としてその学年で履修する。 ⑤ 学科指定、クラス指定の授業科目は、指定された時間に履修する。 ⑥ 登録は、別に定める方法で、指定された日時に行う。 ⑦  同一時限に2科目を重複して登録履修することはできない。また、単位認定された科目については再履修によって重ねて単位認定を受けることはできない。 ⑧ 登録の不備や間違いがあると無効となるので正確に行う。⑵ 出席の取扱い   大学での学修は、授業と自主的な学習活動を基礎としてたてられているので、各科目の授業を中心として、さらにこれを日常的に学習し、深める態度を身につけることが必要である。従って、授業科目を十分理解するためには、平素の出席が必要なことはいうまでもないことである。   なお、試験の受験資格は、学則に定められた授業科目ごとの授業時間数の3分の2以上出席した者に与えられる。⑶ 授業・休講・補講 ①  授業は、1学期16回行い、15回目が定期試験である。なお、食物栄養科パティシエコースにおいては、製菓衛生師法に定める教科科目の時間数を確保するため、17回開講の授業がある。詳細は〔1〕食物栄養科の履修方法4製菓衛生師受験資格(p.45)を参照のこと。    これらの授業開講数を確保するために、学則第3章第7条第1項⑸に定める夏季休業日を変更することがある。

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