山梨学院デジタルパンフレット::広報誌α第28号
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36月20日、全国健康保険協会(協会けんぽ)山梨支部と短期大学が地域における「食と健康」に関する教育・研究を深め、健康保険加入者の健康増進に寄与することを目的に包括的連携協定締結式が行われた。締結式には、協会けんぽ山梨支部から浅川文明支部長と柴田克仁企画総務部長が出席。短大からは遠藤清香学長、羽畑祐吾食物栄養科長が出席した。具体的には食物栄養科学生によるレシピを協会けんぽのホームページやメールマガジンで配信し、健康増進に役立てたいというもの。浅川山梨支部長は「多くの方にレシピをご覧いただき、このレシピを参考に料理をお作りいただくことにより、協会けんぽ加入者の健康増進につながれば」と述べた。今後も相互に交流を図り、新しい事業の展開を推進していくとした。協会けんぽと短大が包括的連携協定締結短大生の健康レシピを協会けんぽウェブで配信韓国伝統音楽祭歌・舞・楽を通して異文化交流を深める大学・短期大学の学園祭初日の10月29日、甲府市ふるさと応援寄付金活用事業として、国際交流促進を目的に「韓国伝統音楽祭」を開催した。開会に先立ち、駐横浜韓国総領事館の尹喜粲(ユンヒチャン)総領事は「日本の皆様は、K-POPに触れる機会は多いですが、韓国の伝統音楽に触れる機会はなかなかないため、今回の音楽祭を通して、ぜひ韓国の伝統音楽の魅力を感じていただき、日本と韓国の相互理解が深まることを期待しています」とビデオメッセージで祝辞を寄せた。音楽会では、一般社団法人民族音樂院の代表理事で打楽器奏者の李昌燮(イチャンソプ)氏が率いる一流のアーティストによる韓国伝統楽器コムンゴやヘグムなどの演奏に加え、カヤグム併唱や伝統舞踊が披露された。一般参加者による演奏体験や楽器・音楽、文化などの解説もあり、参加者には伝統音楽をより身近に感じられる貴重な機会となった。会場のメモリアルホールロビーでは、韓国の民族衣装「韓服(ハンボク)」の展示や試着コーナーもあり、色鮮やかなハンボクに身を包んだ来場者が笑顔で記念撮影する光景も見られた。今回は会場参加に加え、オンラインでも同時配信された。「租税教育」成果を小学生の授業に反映 税理士会山梨県会との連携で課題テーマを研究 大学経営学部太郎良留美教授のゼミで10月11日、税理士を講師に迎えて連携授業が行われた。ゼミ学生は、東京地方税理士会甲府支部、甲府税務署の協力を得て学んだ租税についての知見の成果として小学生を対象にした「租税教室」を毎年行っており、この日は税理士会甲府支部から3名の税理士が講師として参加。学生たちが取り組んでいる研究課題のテーマ別の進捗状況を見極め、調査方法や方向性についてアドバイスを示しながら、学生自らが講師になって小学生に教えるという最終目的、「租税教室」に向けて熱心に議論を交わした。

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