3インドネシアフェスティバル講演・音楽を通して理解を深める国際交流センター主催「インドネシアフェスティバル」が10月30日に開催された。第1部は駐日インドネシア共和国のヘリ・アフマディ大使による記念講演で、「インドネシアの現在と未来」をテーマに、インドネシアの地域特性や文化、日本との経済的・歴史的なつながりなどを中心に講演を行った。第2部では、インドネシアのジャワ島の音楽・影絵芝居や舞踊を中心に活動しているグループ「スミリール」が伝統楽器ガムランを演奏。参加者によるガムランの演奏体験や影絵芝居の「ワヤン・クリッ」の上演も行われ、参加者はインドネシアの伝統芸能への理解を深めた。県パン協同組合と短大が連携協定締結学生たちのレシピを製品開発・販売に活用山梨県パン協同組合と短期大学の包括的連携協定調印式が6月21日に行われた。相互の知的・人的及び物質的資源を活用しながら地域社会の発展に寄与することを目的とするもので、短大が提供する洋菓子・和菓子・製パンなどのレシピを県パン協同組合が製品化し、販売することで地域の特性を生かした振興につなげたいとしている。県パン協同組合から小野曜理事長、輿石輝夫副理事長、短大からは遠藤清香学長、羽畑祐吾食物栄養科長が出席。遠藤学長は「このたびの連携が食を通して人々に笑顔を届けるうえで重要な役割と責任を果たすことを願います」と挨拶。続いて小野理事長は「『学生たちのアイデアを使わせてください』とお願いしたところ、『学生たちが一生懸命考えた財産のレシピを提供・協力するので連携協定を結び、お互い山梨を良くするために頑張りましょう』と言ってくれたことが今日の調印に至った」と述べた。調印を機にさまざまなアイデアを早急に具現化する。「租税教室」に向け税理士が直接指導太郎良ゼミ13名が実践授業に取り組む大学経営学部で税理士を講師に迎えた連携授業が11月9日に行われた。本学は、東京地方税理士会山梨県会と「租税教育の推進と充実」に関する協定を締結しており、相互に連携して租税教育に携わる人材育成を行っている。太郎良留美教授の専門演習Ⅱでは、学生たちが租税について調査・研究を行い、成果として小学生を対象にした「租税教室」を実施している。この日は、協定に基づく租税教育プログラムの一環として甲府支部から2名の税理士が講師として参加し、普段実施している租税教室について学生たちに解説を交えて実演指導した。講師からは、税の種類や集めた税の使い道などを小学生に理解してもらうための方法やポイントなど、具体的な説明の仕方が指導された。学生たちは、講師の直接指導と、これまでのグループ研究や自主学習などを通して得た知識を活かし、入念な準備を行い、12月に小学5年生を対象に「租税教室」を実施した。
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