山梨学院デジタルパンフレット::広報誌α第26号
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1回程度自由登校日を設け、課題の解説・説明や対面での生活面のケアを行った。幼稚園でも自由登園期間は、Web連絡帳に感染予防(手洗いやマスクの仕方)やお絵かき、工作、クッキングなどのコンテンツ動画をYouTubeで配信し、家庭でも幼稚園での学びを体験できるようコンテンツの充実を図った。一方、大学・短大でも対面授業の実施が困難な授業については、様々な情報配信ツールを活用し、オンライン授業を実施し、教育内容の質の確保・充実に努めた。4「ドリームケーキプロジェクト」ケーキ贈呈式子どもが描いた「夢のケーキ」を本物のケーキに再現短大と山梨中央銀行の連携事業「第9回ドリームケーキプロジェクト」ケーキ贈呈式が12月12日、短大スイーツスタジオで行われた。この連携事業は、山梨中央銀行が子どもたちに食べてみたい「夢のケーキ」の絵を募集し、入賞作を短大食物栄養科パティシエコースの学生が本物のケーキに再現するもの。約600点の応募の中から、小学校2年生の白倉光結くんの作品が「ドリームケーキ大賞」を受賞。「山梨中央銀行賞」には小学校5年生の羽田誠奈さん、「未来のパティシエ大賞」には保育園児の広瀬愛凛さんが選ばれた。贈呈式では、「ドリームケーキ」の絵が入った楯とパティシエコースの学生25人が製作したケーキが手渡され、夢あふれる本物のケーキに、3人は目を輝かせ驚きの表情で見入っていた。コロナ禍に対応した教育実践遠隔授業の導入など各学校種が工夫新型コロナウイルス感染症対策として、休校措置が取られた山梨学院の各学校種では、各校が創意工夫し、学生や生徒らの学びの環境充実に努めた。高校特進コースのIB(国際バカロレア)系では、生徒は3月2日から自宅のパソコンで、Web会議ツールのZoom(ズーム)と仮想学習環境の学習管理システムSchoologyを使用してIBの授業を受講。中学・高校では、IB系の先行事例を踏まえ、生徒個々の学習環境にも配慮し、チャット機能がついている双方向のスタディサプリを導入するとともに、YouTube動画などを複合的に活用し、遠隔授業の環境を整備した。小学校では、休校期間に授業動画をYouTubeで配信し、週昭和町議会で山学大生が政策提案発表会若者目線で地域の課題解決策を提案大学生による昭和町議会への「政策提案発表会」が12月18日、昭和町議会議場で行われた。3回目となる今回の「政策提案発表会」には法学部政治行政学科・江藤俊昭ゼミ、日高昭夫ゼミ、外川伸一ゼミが参加。昭和町議員を前に5グループに分かれ、地域や議会の抱える喫緊の課題に若い感性で切り込んだ5提案がなされ、発表後には議員からのコメントや質疑応答が行われた。議員からは、コロナ禍の中、制限を抱えながらの学生たちの調査・研究、考察に対し、総じて高評価する意見が述べられ、これからの町政に反映したいとした。学術・文化・行事

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