山梨学院デジタルパンフレット::広報誌α第25号
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1YAMANASHI GAKUIN NEWS FILE [α] 2020 Vol.25山梨学院小学校の「スポーツフェスティバル」が、東京2020組織委員会が募集していたオリンピック・パラリンピックの精神・競技等の要素を含む「東京2020みんなのスポーツフェスティバル(春)」の優秀賞に選ばれ、10月28日に山梨学院メモリアルホールで行われた表彰式で表彰状と副賞(特製リレーバトン)が贈られた。また、表彰式に続き、東京 2020 アスリート委員でパラリンピアン(射撃)の田口亜希さんの講演も行われ、子どもたちはパラリンピックの精神に触れ、東京2020大会に思いを馳せた。山梨学院小では、通常の授業とは別に時間を設け、学年の壁を取り払い一つのテーマを協同で追究していく独自の課題探究型学習「プロジェクト」を実施している。スポーツフェスティバルを集大成とした「スポーツプロジェクト」は、秋の「オクトーバープロジェクト」、冬の「アカデミックプロジェクト」とともに3大プロジェクトに数えられている。2018年度は、古代ギリシアを中心とした古代オリンピックの舞台を再現。2019年度は、舞台を1964年の東京大会に移し、Sports Festival 2019「JAPAN 1964」と題し、東京2020大会につながる“近代日本のあゆみ”に注目。日本の歴史や文化が世界に誇る産業・スポーツパフォーマンスにおける技術革新など、幅広い視野で1964年の東京オリンピックをとらえ、現代オリンピックの競技や歴史的背景をヒントに、各学年みんなが安全に楽しめるように工夫した18の競技種目を実施した。これまでの伝統を継承し、企画・立案・運営をすべて児童たち自らが仲間と協働して行い、当日着用するチームTシャツのデザインやプログラムのロゴマーク、会場を彩る巨大壁画やチーム旗なども児童自身が創造した。これらの取り組み実践が評価され、「東京2020みんなのスポーツフェスティバル(春)」の優秀賞(東京2020アスリート委員会賞)の受賞につながった。HEAD LINE東京2020みんなのスポーツフェスティバル 小学校が優秀賞を受賞

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