学校法人 山梨学院
山梨学院大学 陸上競技部OB・OG会通信
2015.07.01
山梨学院大学 陸上競技部OB・OG会通信
発行 平成27年 7月 1日 第 15 号
発行者 山梨学院大学陸上競技部OBOG会

  平成27年度の開幕です。開幕早々明るい話題が飛び込んできました。藤澤OBが2015年世界陸上競技選手権大会世界陸上の競歩の代表に決定しました!
山梨学院は長距離部の強化とともに競歩の強化にも取り組みました。初代の市原・越村OBを筆頭にオリンピック、世界大会、アジア大会への代表選手を輩出してきました。
今回はそんな競歩ブロックに注目してみました。

まずは、2回目の世界大会への出場おめでとうございます。平成27年8月22日から30日までの日程で中国は北京で開催されます。 20K競歩は、2日目午前9時00分のスタートになります。 応援お願いいたします。少しでも藤澤OBの力になればと思います。 そしてメダル獲得に期待しています。日本の競歩界は激戦と聞いております。 その中を勝ち抜き代表の座を射止めたのですからメダル獲得も大丈夫でしょう。 頑張ってください!OBOG会会則により激励金の贈呈を行いました。 藤澤OBのコメント「今年は、柳澤哲OB、佐藤由佳OGと綿密な練習計画を立ててきました。 その結果、厳しい選考会を勝ち抜くことが出来ました。 世界選手権では、メダル獲得を目標に掲げてこれから頑張っていきたいと思います。 応援よろしくお願いいたします。」佐藤監督のコメント「現在日本の男子20km競歩は、世界でメダルを獲得することが出来るとても高いレベルにいます。 藤澤選手は、選手層が厚い厳しい選考会で自己ベストの記録を出して世界陸上の代表に選ばれました。 課題も残っていますが、日本代表に選ばれた以上、ベストを尽くして結果を残したいとと思います。皆さんご声援よろしくお願い致します。」 柳澤コーチのコメント「現在の様子3月の選考会を終えて、疲労から少し故障が出ましたが、今は完治しました。 まずは、選考会で浮き彫りになった世界で戦うために足りない部分を修正をする、という課題を持って練習に取り組んでいる段階です。」

第15回世界陸上競技選手権大会(2015/北京)
競歩日本代表選手
【男子20km競歩3名】
鈴木雄介富士通( 千葉)
4大会連続4回目(2015・2013・2011・2009)
橋英輝富士通( 千葉)
初出場
藤澤勇A L S O K ( 東京)
3大会ぶり2回目(2015・2009)
【男子50km競歩3名】
谷井孝行自衛隊体育学校( 埼玉)
6大会連続6回目(2015・2013・2011・2009・2007・2005)
荒井広宙自衛隊体育学校( 埼玉)
3大会連続3回目(2015・2013・2011)
山ア勇喜自衛隊体育学校( 埼玉)
3大会ぶり4回目(2015・2009・2007・2005)
【女子20km競歩1名】
岡田久美子ビックカメラ( 東京)
初出場

山梨学院大学の競歩の歴史は陸上長距離部(現在は陸上競技部の名称になっています。)との設立と同時にその歴史は始まっています。 市原OB(八千代松陰高卒・写真左)越村OB(星稜高卒・写真右)の2名の入学で始まりました。関東インカレの山梨学院大学の初得点は、競歩です。 当時1年生の市原君が初出場ながら2位5点、越村君が5位2点を獲得。すべてはその得点から山梨学院大学の関東インカレが始まりました。 初代ウォーカーの市原・越村、その後、宮原・山下、柳澤、横山、三森、横山から現在に至るまで多くのウォーカーを輩出してきました。 柳澤OB・三森OG・藤澤OBについては世界大会に出場するなど日本の競歩界を表する選手となっています。

創部当時、コーチもいない状態でどのようにして強くなったのか?市原OBに当時を振り返ってもらいました。 「どうすれば勝てるかを自分で考えて練習メニュー組み立てたこと。また、地の利を生かせたこと。」と語ってくれました。 当時は、長距離部もそうでしたが工夫した練習が多かったと思います。そのたびに驚きも多苦労したことが思い出されます。今後も競歩の活躍に期待しています。

今年の箱根駅伝もこの風景から始まりました。毎年わくわくドキドキしながらこの地点へ向かっています。 しかし、また試練を与えられました。エノック選手の欠場の知らせを聞き、スタート地点に集合したOB一同愕然としました。 しかし、逆にそれはそれで留学生に頼らずどこまで戦えるか楽しみが出てきました。1区、2区と予想もしなかった配置に選手も苦労したことでしょう。 その中でも精一杯の力走を見せてくれました。

往路前半は苦労しながらも3区井上キャプテンの力走でまだまだいけるという雰囲気にさせてくれました。電車応援組も最後まで応援に熱が入りました。 今回の電車応援組には石川県から上戸OB、岐阜県から中沢OBが家族と応援に参加してくれました。今後も多くの方が応援に参加してくれることを期待しています。 そして復路に期待を込め応援開始。しかし、一進一退の展開に応援にも力が入りました。最後は4年生!素敵なプレゼントを後輩に残してくれました。シード権獲得の9位。 最下位からのシード権は今までになかったのではいでしょうか。そんなことで喜んではいけませんね。力のある選手が多かっただけに悔しさの残るレースでした。 しかし、次につながるレースでもあったと思います。出雲、全日本、箱根と3大駅伝に出場です。来年はおおいに暴れてほしいと思います。 そんな活躍を全国のOBOGが期待しています。新チームで頑張ってください。いつもでも応援をしていきます。ゴール地点にOBOGが集合してくれました。 年々この数も増えています。引き続き多くのOBOGが集合してくれることを期待します。OBOG会も25周年を迎えます。記念式典の開催もあります。 ぜひ、みなさん参加お願いします。

25周年OB・OG会の日程が決定し参加者の集計を行いました。多くの参加をいただきありがとうございました。1部の大会も60名近い参加をいただきました。 無理することなく楽しんで完走してもらいたいと思います。2部では、陸上競技部創部30周年、箱根駅伝30年連続30回出場の祝賀会を兼ねることにいたしました。 学長をはじめ大学関係者も出席します。お楽しみに。
日時:平成27年7月19日(日曜日)
開宴:午後5時会場:古奈屋ホテル会費:10,000円
その他:1部では、川田未来の森陸上競技場にて大会を開催します。
距離1k。
その後、大学見学を予定しています。 詳細につきましては、参加者へ7月上旬に通知いたします。

今年度も新チームでの戦いが始まりました。関東インカレにおきましては1部残留が決定しました。来年度は2部から上がってきたチームも強力です。 長距離種目だけでの戦いは厳しいでしょうが1部での戦いを続けてほしいと思っています。頑張ってください。応援していきます。 そして、新たに山梨学院大学の一員になられた新入部員のみなさん!悔いの残らないよう4年間を頑張り、エンジョイしてください。 必ず結果もついてくると思います。 昨年度末には、陸上競技部の総会が開催されました。新旧キャプテンのあいさつ、卒業生の一言がありました。 卒業生は後輩に悔いの残らないよう過ごしてほしいとの言葉がありました。まさにその通りです。 在学中は長いと思う4年間も卒業するその時になるとあっという間の4年間です。挑戦できる大学にいるのですから最後まであきらめずに頑張ってほしいと思います。 今年も卒業生に向けて贈る言葉があります。毎年楽しみしています。勇気づけられる言葉です。 社会にでた私たちでもまた頑張ろうという気持ちにさせてくれます。ホームページをご覧ください。
https://www.ygu.ac.jp/sports/track/column/

公式大会初戦の関東インカレ。無事に1部残留も決定しました。オムワンバ選手が最優秀選手に選ばれました。1500mのレースは圧巻でした。 その後もハーフ、競歩と得点を重ねまいた。夜にはOB会が開催され大いに盛り上がりました。参加されたみなさんお疲れ様でした。 7月の25周年での再会を誓い解散となりました。お疲れ様でした。

山梨学院大学のチームカラーは30年前に確立されました。これは以前に上田監督が書いた記事です。改めYGUのカラーの意味を再認識しましょう。

チームカラー
1985年の春、山梨学院大学強化育成クラブとして陸上部が創部され、時をおなじくして監督に就任した。 時節の移ろいを表す言葉に「十年一昔」という言葉が使われるが、いつの間にか20年以上の歳月と歴史を刻んできたことになる。 時の流れの迅速感や無常感は、職業柄嫌というほど味わってはいるものの、その時間の流れの中で出会い、旅立っていった選手たちのことを思うと、 ことさら感慨深いものがある。 それぞれの選手たちは、大学での4年間をチームのプライドと自己の夢の実現に向けて、ユニフォームに身を包み、挑戦し、戦う。 だとするならば、指導の原点として、その思いを象徴するなにかをチームのユニフォームや襷の色としたいと、創部に当たってまず考えた。 そんなことを、桜咲く爽やかに晴れた青空を見上げて、思い起こした。なぜならば、ある人が「山梨学院大学のブルーのランニングシャツは晴れた日の青空のようですね。 なにかいわれや理由があの色にはあるのですか」と尋ねてきたからだ。それは、瀬戸内の海や空の色と、甲府から眺める風景から、思いを馳せたことから語ることができる。 私は、大学を卒業して4年間、故郷香川県の三豊工業高校で、瀬戸内に浮かぶ本島中学での3年間を含む貴重な教職経験をさせていただいた。 少年時代から親しんだ瀬戸内ののどかな風景と相まって、色褪せることなく記憶のなかに息づいていた。 そんな思いとともに山梨でスタートをしようとしたときに見渡した風景は、対照的であり、さらに共通点に気付き、その瞬間にこれこそがチームに進むべき道だと心に決めた。 山梨の甲府は四方を山に囲まれた盆地である。富士山の美しい稜線と、刻々と変化してゆく空の色のコントラスト。 それに呼応するかのように南アルプスや八ヶ岳の残雪に映し出される生き生きとした色彩の競演は、しばしば心を奪われてしまうほど美しい。 穏やかに朱色や青を滲ませてゆくような、たおやかな瀬戸内の風情とは対極にあるように思える。 しかしながら、甲府の地から見上げる空の青さと、凪の海に映し出される瀬戸内の空の青さは、そのとき確実に私の心の中で溶け合っていた。 少年時代、釣竿の先に広がった空と海の眩しいほどの青き原風景と、山梨学院に赴任して最初に仰ぎ見た深く吸い込まれるような空の青さの、感動と決意。 それは心の中で幾重にも織り交ぜられ、これから始まるチーム作りの基本となるチームカラーにしようと決めたことを思い出す。 少年時代の青き原風景が故郷を思い出す尺度だとすれば、その思いがあるからこそ甲府の空から果てしなく広がり行く無限の空に思いを馳せることができたのかもしれない。 甲府盆地から仰ぎ見る丸く切り取られたような空なればこそその空の広がりを思うのは、ゆったりと流れる河のように対岸を見渡せる瀬戸内も大海に通じていることを思うことと何ら変わりはない。 我々チームの選手たちの肩にかけられている空の色の襷は、限りなく広がり行く空に向かって羽ばたいていってほしいと願う色であるのかもしれない。
(監督上田誠仁)

みなさん色々な形でランに取り組まれているようですね。トラック、マラソンやトレイルランなどなど。厳しくも楽しく走られていることでしょう。 そんな情報をどんどんお寄せください。フェイスブックにもアップされていますが、活動報告を投稿してくださいね。紹介していきたいと思います。 今年の箱根駅伝では初代メンバーが参加してくれました。懐かしい面々。これからも応援に来てくれるとのことです。よろしくお願いします。 また、大会にも参加しているとのこと。みんなで参加しようと盛り上がっていました。そんな中、北海道在住の安田OBが大会に出場したとのこと。 体調管理が難しいところ完走したとのこと。無理をせず楽しんでくださいね。OB会の記念レースにも出場するとのこと。本当に無理しないで楽しんでくださいね。

大会記録の情報は、山梨学院大学陸上競技部のホームページをご覧下さい。
https://www.ygu.ac.jp/sports/track/schedule/

日体大記録会4月25・26日5月23・24日6月6・7日
関東学生選手権大会5月14・15・16・17日
東海大学記録会5月6・31日6月21日
世田谷陸上競技会4月4日
山梨県長距離記録会6月13日
各大会のホームページをご覧ください。

OB会費の納入のお知らせ
OBOG会費の納入をお願いします。選手へのユニホーム、合宿、各種大会での激励に使用していきます。ご協力をお願い申し上げます。
振込先:  山梨中央銀行 湯村支店 普通 450593
山梨学院大学陸上競技部OB  代表 伊東宣明
会費: 1口10,000円

※平成27年度の納入から1口5,000円に変更いたします。
今まで以上のご協力をお願いいたします。

事務局からのお願い
「重要」
住所変更時には事務局まで連絡をお願いします。
通知等の発送に支障をきたしております。
また、OBOG会通信への記事も募集しております。
事務局まで送信願います。
≪事務局≫
山梨県甲府市酒折2−4−5
山梨学院大学スポーツセンター内
陸上競技部 飯島
TEL 055ー224−1329/FAX 055−224−1387
E-mail m-iijima@ygu.ac.jp
編集雑記
25周年記念式典の準備が着々と進んでおります。甲府のOB、野村くん、大久保くん、箱崎くん、飯島くん等がホテルの手配などを行ってくれています。 また、記念品の手配で市原くん、箱崎くんの母、越村くんなどたくさんの協力により準備が進んでいます。本当にありがとうございます。 当日は楽しみましょう。そして頑張りましょう。よろしくお願いします。金沢マラソンの抽選結果はいかがだったでしょうか?PR大使で沢山の方が協力をしたと思いますが・・・。 マラソンは沢山あります。次を目指しましょう。 今年は3大駅伝に出場です。すべての大会の応援に出かけたいと思っています。大会地のOB、応援をよろしくお願いします。 8月の世界陸上に出場の藤澤OB、メダル獲得へ向けて頑張ってください。テレビで応援しています。柳澤OBの解説でしょうか、楽しみしています。みなさん応援しましょう。(HY)
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