山梨学院大学スポーツ科学部

TOP > メッセージ一覧 > 大田 絢加さんからのメッセージ

メッセージ

大田絢加さん
部活動も教員試験も、全力投球できる環境がある

福岡県・福岡大学附属若葉高等学校出身

大田 絢加さん

部活動に打ち込みながら、スポーツ心理学を学ぶ

 ソフトボールの日本一を目指し、ソフトボールの強化育成クラブがある山梨学院大学に入学しました。高校3年生の時に、部活の一環でソフトボール部の監督とお話させていただく機会があり「山梨学院大学は部活も勉強も100%で取り組む」という言葉に魅力を感じ、入学を決めました。また、本学は教員免許が取得できるので、スポーツに打ち込んだ経験を将来の進路に活かせると考えたことも、選んだ理由のひとつです。
 中学校、高校ではただ無我夢中にソフトボールをプレイしていましたが、競技パフォーマンスを向上させるため、あらゆる角度からスポーツ科学を学びたいと考えていました。特に意識して学んだ分野がスポーツ心理学です。私の経験を振り返っても、メンタルが原因でパフォーマンスが低下することが度々ありました。自分の経験と重ね合わせながら学ぶことで、これまで曖昧にしていたスポーツと心理の関係性を、体系化して理解することができました。これから指導者として活動していく中で、選手の身体だけではなく、心も大切にする指導を心がけていきたいです。

挫折の中で見つけた、新しい目標

 大学生活で大変だった点は、部活動と教員採用試験対策の両立です。大学3年次の4月から試験対策をはじめましたが、主将を務めていたこともあり、中々思うようにいかない日々が続きました。そんな中、教員採用試験対策の指導教員が相談に乗ってくださったり、教員志望の仲間たちに励まされたりと、周りのサポートのおかげで立ち直ることができました。勉強面では教員採用試験対策の講座を受講しました。また、教職に関する授業を担当する先生の研究室に伺い、授業の空き時間や部活終わりなどにマンツーマンで指導していただくこともありました。他にも部活動の遠征中にzoomを使用して面接練習や模擬授業対策を行うなど、先生や就職・キャリアセンターのスタッフのみなさんのサポートがなければ合格できなかったと思います。
 「ソフトボールで日本一になる」という入学時の目標は、残念ながら達成できませんでしたが、ソフトボールを通じて競技能力と人間性を磨くことができたと感じています。そして何より、本学で教員のやりがいを学んだこと、私にとって人生の目標になりました。お世話になった先生方のような、困っている学生を助けられる教員になりたいです。