広いキャンパスと充実した施設に家族も感動

　私の家族は駅伝好き。正月の箱根駅伝を現地観戦するために愛知県からわざわざ出掛けていくほどの駅伝ファンです。山梨学院は箱根駅伝で総合優勝３回。一時代を築いたことからどんな大学なのか興味があったらしく、入試合格後、私と一緒にキャンパス見学に来ました。広々とした美しいキャンパスで、スポーツ関係の施設が充実していることに驚いていました。実際に自分の目でキャンパスを見てとても安心したようです。
　大学生になって早く一人暮らしがしたいと思っていたのに、最初の頃はホームシックになりました。いまは友だちも増えて、楽しく充実したキャンパスライフを送っています。大学へは自転車で通学。頑張って自炊をしています。

スポーツ用品の開発に携わることが将来の夢

　小さい頃から走るのが得意で、高校まで陸上競技を続けましたが、スポーツ科学部入学後は在学生の視点から学部の情報を発信する学生広報部の活動に携わっています。山梨学院では、ファッションブランドとして有名なサマンサタバサと連携し、女性アスリート向けの商品開発プロジェクトを行っていますが、在学生の視点からそうした情報の広報も行っています。
　私も将来はスポーツ用品の開発の仕事に携わりたいという夢を持っています。そのためには競技スポーツと生涯スポーツの両方に関わる幅広い知識が必要になりますから、大学院進学を視野に入れながら、両分野にまたがるさまざまな科目を履修しています。特に興味を持っているのは、運動を力学的に探究するスポーツバイオメカニクスの授業。ゼミでもバイオメカニクス系の学びを深めていきたいと思っています。

ボランティアや海外留学も体験

　実技実習も高校までの体育の授業とはまったく違います。私は空手の授業も履修しましたが、担当している先生は空手の元世界チャンピオン。世界を舞台に活躍してきた先生ですが、とても気さくな優しい方なので、空手初心者の私も楽しく実技指導を受けることができました。
　先生方との交流は授業中だけではありません。いつでもどこでも気軽に話ができるアットホームな雰囲気がこの学部の大きな魅力の一つです。将来の進路に関わるアドバイスもよくいただきます。台風で被災した長野県での災害ボランティア、長期の休みを利用したニュージーランド留学などの貴重な体験も、先生方から情報やアドバイスをいただいたからこそできたことです。頼りになる先生がたくさんいて、明るく和やかなこの学部が大好きです。