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2019年3月18日(月)

山梨学院ワイン講座2018特別編を開催しました

 
 2019年3月2日(土曜日)、山梨学院生涯学習センターの主催で、「山梨学院ワイン講座2018特別編」を開催しました(会場はキャンパス内 Student Lounge “Y”)。8回目となる今回の「特別編」では、北海道の余市でワイナリーを経営する落雅美氏(株式会社OcciGabi Winery 代表取締役社長)と落希一郎氏(同 専務取締役)を講師に迎え、「日本ワインの新たな試み(その3)」というテーマのもとに開催し、52名の方々が参加しました。
 第Ⅰ部では、コーディネーターの笹本貴之氏(笹本環境オフィス株式会社代表取締役)、試飲指導役の小牧康伸氏(食物栄養科非常勤講師/シニアソムリエ)そして参加者の植原宣紘氏(株式会社植原葡萄研究所代表取締役)によるオープニング・トークの後、落氏ご夫妻に「オチガビワイナリーの挑戦―日本一のワイナリーを目指して―」と題して講義を行っていただきました。講義では、オチガビワイナリーの概要、ワイン造りに関する取り組みの状況、余市のワインバレー化構想、良いワイン造りのための条件などの話題が取り上げられ、これらについてご夫妻が具体的に詳しく語ってくださいました。
 第Ⅱ部では、小牧康伸氏の解説・指導と依田順子氏(「十四番目の月」店長)の補助のもと、落氏ご夫妻からのコメントや会場との質疑などを交えながら、6種類の公式試飲ワイン(いずれもOcciGabi Winery)の試飲が行われました。そのほか、山梨県産を中心とする日本ワイン46種類の自由試飲ワインとともに、北海道名物やオードブルなどの料理も用意され、参加者はワインと食の組み合わせを楽しみながら試飲している様子でした。山梨県外(最も遠くは宮崎県)からも10名が参加するなど、様々な地域や立場の方々が集まって日本ワインについて率直に語り合うという、実に有意義で味わい深い場となりました。
 なお、この「特別編」は、元々は東日本大震災で被災した東北地方に対する連帯と支援を目的として始められたもので、昨年度までと同様、講座の終盤には残ったワインを対象としたチャリティーオークションが行われました。その売上金は「山梨学院ワイン講座2018特別編有志一同」の名義で日本赤十字社に送金しました。

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