2月3日、山梨学院大学孔子学院は、新型コロナウイルスによる影響が拡大する中、中国国内でマスクが不足しているとの報道を受け、古屋光司理事長の指示により、本学孔子学院のパートナー校である西安交通大学に支援物資として医療用マスクを送りました。

　2月13日、古屋光司理事長は、中華人民共和国駐日本国大使館、中国孔子学院本部、西安交通大学に宛て、お見舞いの書簡を送るとともに、新型コロナウイルスと懸命に戦う中国の方たちに対して、ビデオによる応援メッセージを発信しました。

　2月15日、中国語講座の受講者たちは、日本から送った武漢への支援物資に記されて話題になった漢詩「山川異域、風月同天」（日本語訳：中国と日本には同じ山川はない、風も月も同じものだ）「岂曰无衣，与子同裳」（日本語訳：服がないというなら、1着の服を一緒に着ればいい）などの中国語の漢詩を学びました。そこで、「私たちが中国の人たちに中国語でメッセージを書いて勇気づけよう！」との講師の提案で、受講者たちは、習いたての中国語で、「春天一定会到来（春は必ず来る！）」、「一起対抗病毒（一緒にウィルスに立ち向かおう！）」「困难一定会結束（困難は必ず終わる）」「中国加油！（中国頑張れ）、武漢加油！（武漢がんばれ）」など、ひとりひとりの思いを色紙に込めてメッセージを書きました。

　また、講座終了後、受講者全員で、中国のみなさんに向けて「武漢頑張れ、中国頑張れ！」と力強い声援を送る動画を撮影しました。この動画は、中国現地のニュースでも取り上げられて、中国の方たちに届けられました！

　私たちは、住んでいる場所は違いますが、日中両国民の気持ちは通じ合っています。一日も早くこの状況が終息し、中国のみなさんの生活が正常化し、安心して暮せるように心より祈っています。（山梨学院大学孔子学院）

　山梨学院大学孔子学院の中国への激励を掲載した中国メディアの記事は以下の通りです。

・孔子学院总部/国家汉办
・西安交通大学新闻
・西安交通大学国际教育学院
・中国科技网
・新华社瞭望周刊社环球杂志
・东亚信息网
・瞭望客户端