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山梨学院大学お知らせ一覧

2015年9月3日(木)

短期大学が地域連携研究事業「伝統料理教室」を開催しました

山梨学院短期大学はこのほど、地域連携研究事業の一環として「シニア世代の伝統料理教室」を開催しました。この料理教室は郷土料理の伝承を目的として行われたもので、参加者約50人が短期大学・食物栄養科の学生と共におざらやあずきほうとう、野菜てんぷらなどを作りました。

食と祭事は密接に関わっているといわれています。山梨ではハレの日や祭日にあずきほうとう、暑い夏の日に好まれたおざらなど、地方の郷土料理として永年の経験に基づいて工夫された調理法により天与の恵みに感謝し、その技法を伝承し生活の知恵を伝えています。しかし、その郷土食も食生活習慣の変化から忘れ去られようとしてます。こうしたことから今回、短期大学では地域連携研究事業の一環として山梨の伝統料理を受け継ごうと、「シニア世代の伝統料理教室」を開催しました。

調理実習に入る前に依田萬代教授が山梨の伝統料理「おざらとあずきほうとう」の歴史や食文化のことを紹介し、調理方法の説明をしました。その後、数人のグループに分かれ、おざらとほうとうの生地づくりから始めました。参加された方の大半が家庭では伝統料理を調理したことがないと話し、先生や学生と共に一生懸命に取り組みました。

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