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YG eyes
〜春〜
vol.20 古屋ゆり子さん
II Bijoux(ビジュ)な日々
YG eyes vol.20 第1回 第2回 第3回
『スペシャルティコーヒー』
温度調節されたショーケースには選び抜かれたスペシャルティコーヒーが並ぶ。
昨年購入した業務用焙煎機はお客様からも見える場所に。

古屋ゆり子さんが経営する美容室ビジュとドア一枚でつながっているカフェが旦那様の繁男さんがマスターを務める「カフェ ビジュ」である。昨年のリニューアルでカフェスペースも広がり、ますます美味しい時間をゆったりと楽しめるようになった。

そんなカフェで出しているのは数種類の「スペシャルティコーヒー」。山梨県内では専門店はこの「カフェ ビジュ」だけ!!!

カフェ ビジュで出している「スペシャルティコーヒー」とは生産者や豆の種類、精製方法などが明確でかつ生産国の個性が香味に表れている豆のこと。とは言え、スペシャルティコーヒーという言葉がコーヒーマーケットで使われるようになったのは2000年以降にすぎず、定義や味の判断基準は今も模索段階だそうだ。また、いくら高品質な豆であっても保存状態や焙煎方法によってコーヒーの香味は大きく違ってくる為、カフェ ビジュでは新豆のみを使用。定温輸送・定温倉庫での保管を徹底し、昨年購入した焙煎機で繁男さん自らが丁寧に焙煎している。業務用の焙煎機は以前カフェスペースとして使っていた場所の1/3ほどを占領し、お客様の目が届くところで焙煎できるようになっている。

もともとハードディスクの製造会社に10年ほど勤めていたという繁男さん。ゆり子さんが独立し、自身の美容室を持つ事になったとき、カフェスペースを作る事はもともと設計にあったが、ここまで本格的に自分が関わることを決めたのは実はオープンから少し経ってからの事だった。

「会社で早期退職者を募集していたこともあって退職を決めました。」

しかし、すぐにコーヒーに目覚めたわけではなく、1年ほどの間特に何もしないという休息の時間をとったという。そんな中出会った一冊の本「コーヒーのテイスティング」(著:堀口俊英)から「スペシャルティコーヒー」という世界を知り、興味を持った。繁男さんは早速、著者の営むお店にゆり子さんと一緒に行き、今まで味わった事のないコーヒーの美味しさに感動。そしてお店を訪れた経緯をスタッフにお話するとたまたまいらっしゃった著者の堀口さんご本人がコーヒーの淹れ方を教えてくれたという運命的な出来事が重なった。こうして今までのコーヒーの常識をはるかに超える深いその世界に徐々にのめりこんでいった。

「お客様に提供する以上はプロとしての知識をしっかり持って、香味の特徴や美味しいコーヒーの理由を正確にお伝えしたい」

その言葉の通り、何を聴いても詳しく説明してくれる信用のおけるマスターだ。

『夫婦の時間』

カフェと美容室がドア一枚でつながっていると言ってもお互いの世界は全く別。仕事中に話をする事はほとんどない。そんな古屋夫婦の毎日の生活の中で唯一のコミュニケーションを図る時間が夕食のとき。仕事が終わるのはたいがい22時くらいだが、その日手が空いた方が仕事の合い間に買物を済ませ、どちらかが料理を作る。ゆり子さんはパスタ料理中心、繁男さんは和食が得意という事だが、美味しい手作り料理とお酒を交えてその日にあった事などを話すと言う。夕食後は、最近立ち上げたばかりのHPのことについて話し合うのがお決まりとなっている。

休日もそれぞれ自分の用事があることが多く、2人で一緒に過ごすことは2ヶ月に一回くらいという事だが、直接話しをする時間は少なくとも、お互いがプロとして違う世界で一生懸命になっている事が良い刺激となっているようだ。

「頂上を目指して同じ山を登っているんですが登ルートが違うって感じ」とゆり子さんは言う。

取材日、たまたま美容室もカフェもお客様の引きが早かったので束の間の夫婦の雑談タイムとなったのだが・・・お二人の会話はまるで夫婦漫才の様!!!

ゆり子さんが直球で投げたボールを繁男さんがあっさりとかわしたり、変化球を投げ返したりする。ご本人達は真剣勝負だったのかもしれないが、古屋夫妻の“会話のキャッチボール”を聞いてる私は楽しませてもらっていた。

毎日の生活の中に夫婦のそんな時間があってこそ“2つのビジュ”が成立しているのだろう。そんな気がしたひとこまだった。

美容室のドアからは旦那様が働く姿が見えます。
『カフェのお客様』
この雰囲気で手作りケーキと香味豊かなコーヒーがあれば長居しちゃいますよね?
常連のお客様はすかさず深煎りコーヒーをオーダー。

美容室へ来たお客様がカフェに寄ってくれるという場合もあるが、取材日はカフェはカフェだけ楽しみに来たというお客様が多かった。女性客が多く、美味しい手作りケーキと共に長い時間会話に花を咲かしていた。カフェ ビジュのメニューには生産国・農園・品種・特徴・価格が載っている。お話を伺った女性客は「果実味のある香り」というフレーズに惹かれたと“はなやかブレンド”という名前の付いたコーヒーを楽しんでいた。

「女性の方に人気なのがショコラブレンドですね。コーヒーを飲み慣れている方はほとんど深煎りです。」

と繁男さん。飲み慣れた常連客の方は“いろいろ廻ってここに行き着いた”と言ってくれる人も多い。

繁男さんが魅了されたスペシャルティコーヒーの世界をもっと多くの方に知って欲しいとは思っているが日本のコーヒー文化のレベルはまだまだ低い。

「でも日本人の舌の感覚はすごいから“気付き”さえすれば変わると思います。」

そんな新コーヒー時代を起こそうとしているのがカフェ ビジュも加盟しているスペシャルティコーヒー協会(SCAJ)やリーディングコーヒーファミリー(LCF)という団体だ。

繁男さんも休日返上でカフェ ビジュのコーヒー豆を仕入れてくれた方のお店に赴いて取り扱いの指導をするといった地道な活動もしつつ日々奮闘している。

何気なく飲んでいたコーヒーの世界を広げてくれるカフェ ビジュへ是非一度行ってみては?そしてその時は是非繁男さんお手製のケーキを一緒にオーダーして欲しい。

Bijoux(ビジュ)

Bijoux
TEL+FAX:055-268-7780
営業時間:10:00〜20:00 完全予約制
休日:月、火曜日

Le Cafe Bijoux
TEL:055-268-7781 FAX:055-268-7780
営業時間:10:00〜22:00(L.o 21:30)
休日:月、火曜日 (セミナーなどでお休み有り)

〒409-3864
山梨県中巨摩郡昭和町押越2429-3

夏メニューをHPにてご覧いただけます。
スペシャルティコーヒーは5・6月に日本ではなかなか味わえない高品質なグァテマラ、ケニア、エチオピアが入荷予定になっているので乞うご期待!!!

詳しくはHPを → http://www.bijoux-cafebijoux.com (外部サイト)


2007年5月17日
YG eyes vol.20 第3回終わり 文と写真 折居 由加
今月のeyes

あなたは今“情熱”を持って何かに取り組んでいらっしゃいますか?

「はい!」と自信を持ってすぐに答えられる方は素敵だと思います。でも、そういったものが“まだ見つからない”とか“今はない”という方もいらっしゃるでしょう。

古屋ゆり子さんが「自分の情熱を試したい」とパリコレのオーディションに挑んだというお話を伺って私は、そこまで“熱いもの”を持っていたということを “羨ましく”思いました。

ではゆり子さんはどうしてそんなに“熱く”なれたのでしょう?

その理由の一つが「具体的な理想のイメージ」があったからではないでしょうか。転職を決めるきっかけとなった憧れの美容師さん、“そんな人に自分もなりたい”と自分を重ね合わせたイメージが・・・。

「えびちゃん・もえちゃんみたいになりた〜い!!!」

とヘアスタイルや服装をマネることも自分のモチベーションを上げてくれる大切なこと。いくらマネたって(良くも悪くも)同じ人間には絶対ならないのだから“その気になったもん勝ち”かもしれません。「なにか熱くなれるものを見つけたいなぁ〜」と思っている方はなんとなくでも興味のある人をマネてみることから始めるのも良いのではないでしょうか?

“春”は新しい事に挑戦するのにいい季節ですから!!!

(折居 由加)
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