大学生活に決まったスタイルはありません。大切なのは、既成の価値観や枠を超え、興味や関心と素直に向き合うエネルギッシュな探求心と行動力──
このような考えのもと、本学では学生の知的好奇心に応える多彩なサポート制度を設置して、やりたいこと、学びたいことに思いきり挑戦できる自由な環境を整えています。
“行動する学生”の意欲を全学的に応援する目的で1995年に発足した山梨学院独自の支援制度です。〈こんなことがしてみたい!〉という企画を文書にして大学に提出すると、応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給されます。応募のチャンスは春と秋の年2回。選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価され、認定企画には学生チャレンジ制度認定証も授与されます。学問の枠組みを超えた学生の“やる気”を全学的に支援する本学のこうした取り組みが評価され、文部科学省による2003年度の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP:Good Practice)」に採択されました。

平成20年度(2008年度)春季・秋季の主な認定企画
- 憲法の理解を広める会 ・・・ 奨励金額 80,000円
- Earth Dayの開催 ・・・ 奨励金額 80,000円
- 地元農産物の多面的消費機会を提案する総合アグリ・ビジネスへの学生参画 MAB2.0 ・・・ 奨励金額 500,000円
- バングラデシュ・ポリシャル地域ボランティア活動 ・・・ 奨励金額 118,410円
- イタリア、ヴァッレ・ダオスタ自治州の紹介と州立アオスタ大学との学生交流 ・・・ 奨励金額 397,645円
- 新山梨ブランド商品~山梨県市川大門の伝統を用いた線香花火ビジネス~ ・・・ 奨励金額 500,000円
- 外国人観光客の外食消費支援の研究と実践 ・・・ 奨励金額 300,000円
現在インターネット上にショッピングモール「学美舎(まなびや)KOFU店」を展開しており、僕が社長を務めています。この「学美舎」は、同じ静岡県出身の先輩方が中心となって立ち上げたサイトで、地域の企業と連携して山梨県内の名産品を全国に広くアピールすることを目的としています。2006年の秋に「学生チャレンジ制度」の認定を受け、プロバイダ登録やセキュリティ対策などを含めた設立費用として奨励金498,690円を使わせていただき、2007年10月に正式オープン。今は先輩から「社長業」を引き継ぎ、5名のメンバーで運営している段階です。
2008年4月には、大学から専用オフィスとなる部屋も用意していただきました。先輩方が「学美舎」を設立し、運営を軌道に乗せるところまで尽力してくださったので、これからの僕たちの役割は、さらに“発展”させること。企業の方々と接するときも、普通なら「学生だから…」と優しい対応があるかもしれませんが、ビジネスとなると“企業同士”の付き合いなので、厳しさを実感することもしばしばです。それでも通常の授業では得られない“現実の社会勉強”を大学生の自分たちができていることはすごい経験。お客様に満足していただけるサイト運営を今後も続けたいと思います。
学美舎KOFU店
http://ygu.manabiya.co.jp/
学業だけに限らず、さまざまな分野における学生たちのヤル気を大切にする本学ならではの表彰制度。学業成績はもちろん、課外活動などで優れた功績を残し、学内外でめざましい活躍を遂げた学生や団体を表彰します。部門は、学術・文武両道・スポーツ・団体活動・社会活動などに分かれ、4月1日から翌年の3月31日までの期間中の活動に関して、学生の自薦・他薦により選考。今年度のスチューデンツ オブ ザ イヤー賞には、大学院から2名、大学から15名と4団体、短期大学から1名と4団体の受賞者が選ばれました。

第39回を迎えた樹徳祭の実行委員長を務めさせていただきました。今回のテーマは、39回目ともかけて「サンキュー」。ただし単なるダジャレではなく、委員会メンバーで話し合った際に、自分たちが楽しむのもいいけれど、基本的には来場者や地域の方、各イベントスタッフなど、樹徳祭に関わるすべての人に“感謝の気持ち”を持つことが大事との結論になり、決定したテーマです。企画からスタートし、交渉、準備、広報、運営など、そのほとんどを学生だけの力で行うのが樹徳祭。実行委員は10月末の3日間のために、1年間かけて全力で取り組みます。精神的にも、体力的にもきつい時期もありましたが、無事に3日間を乗り切り、フィナーレを告げる打ち上げ花火を見たときは、すべての苦労が報われた気がしました。また、最後までやり切った充実感でいっぱいでした。今回、その頑張りが認められ、スチューデンツ オブ ザ イヤー賞をいただきましたが、これは実行委員長の私だけがもらったのではなく、樹徳祭に関わった人たち全員が受け取った賞です。みなさんに心から“感謝”したいと思います。
山梨県内の献血推進活動に協力したことと、環境問題に関するキャンパス内での取り組みなどが評価されて、今回受賞となりました。献血推進活動に関しては、山梨県の血液センターから学生会に「県内の若い世代の献血率が悪いので何か対策を講じたい」と連絡があり、自分が関わることになって「山梨県学生献血推進連合会」の会長も務め、全国から集まった各都道府県の会長と会議を開くなど、想像以上に大きな取り組みに発展。積極的に献血を呼びかける運動を県内で行い、献血に協力してくれた方の人数が、この1年で昨年比1.5倍近くまで増加しました。ある程度の成果は残せたと考えています。一方、環境問題については、樹徳祭の模擬店などで使用する食器類に「エコ食器」を導入しました。環境問題は、一人ひとりの意識向上が大切なので、学生だけでなく地域の方々など多くの人が集まる樹徳祭で、「エコ」への取り組みをアピールできたことは大きいと思います。このように「学生会」の活動は、どちらかと言えば裏方の役割がほとんど。しかし、いろいろな人と出会えたり、多くの人から感謝される喜びを味わえるなど、やりがいを感じられる仕事です。こうして懸命にやってきた活動が今回の受賞につながり、本当にうれしいですね。
※ここに登場する学生の年次および内容や情報については2009年3月現在のものです。その後、記載内容が変更になる場合もありますのでご了承ください。








