現在、世界的な問題となっている地球温暖化ですが、その原因となる二酸化炭素の排出を抑制するための施策は、国はもちろん、地方自治体が取り組む重要課題であったりします。つまり、グローバルな問題とローカルな問題とは、深い部分で連動しており、これらの問題を解決するためには、双方の視野をバランスよく身につけることが必要となるのです。そのため政治行政学科では、学生たちがめざす職業に応じて、必要な知識を体系的に身につけることを目的に、以下の3つの履修モデルを用意しています。
〈行政・政策モデル〉は、警察官や消防官などを含む公務員をめざすためのコース、そして〈市民・政治モデル〉は、社会福祉法人や協同組合などの準公務職、〈国際関係モデル〉は、国際機関、民間企業など幅広い進路を視野に入れたコースです。それぞれの履修モデルごとに対応した、個性的な科目構成となっています。
政治行政学科には、公務員をめざす学生が多く集まります。とくに警察官や消防官を志望する人が増加傾向にあり、混沌とした社会のなかで、自身の“正義感”を生かしたいと考える学生が多いことは心強く感じます。そうしたニーズに対し、本学科では、新科目「警察政策論」の開講や、ゼミ単位での消防署体験など、警察・消防の現場を理解できる“実践的学びの場”を積極的に用意。学生たちのモチベーションを高め、維持するための取り組みを行っています。また行政面でも「ローカル・ガバナンス研究」の一環として、昭和町議会と連携した全国でも珍しい学生参加型の「模擬議会」を開催するなど、地域と密着した本学だからこそ実現できるイベントを数多く展開。私自身、「リアリティを持って考え、行動する」を信条としていますが、学生たちにも自分の目で見て、耳で聞くことの大切さ、つまりは“現場に足を運ぶ”重要性を伝えていくつもりです。社会で求められるのは、現場での迅速かつ的確な判断力。本学科の実践的な学びによって、学生たちは将来必要とされる大きな力を身につけられるはずです。
高校のときは警察官になりたいと考えていたので、“公務員に強い”と高校の先生に教えていただいた山梨学院大学に進みました。大学で学ぶうちに、地元に貢献する素晴らしさに憧れて県庁など役所関係で働きたいと、目標を地方上級公務員に方向転換。ところが最近、長野県警の仕事を見学する機会があり、警察官も地域密着型で地元に貢献できる仕事だと気付いたのです。いまは再び警察官をめざし、就職・キャリアセンターの公務員講座に参加するなど、積極的に活動中です。この大学のカリキュラムには、もともと公務員関連科目が多く用意されているので、講座以外でも公務員試験に必要な知識を学ぶことができます。そして、同じように公務員を目標にしている学生が多いので、お互いに刺激を受けながら勉強できる環境が何よりも心強いです。








